友人宅で忘年会をしたり、飲みの場や家族での鍋の経験はあるけれど一人で鍋という経験はこれまで無かった。コンロを購入したものだからつい挑戦したくなり、土鍋を手に入れるところから始まった。せっかく鍋を作ったら翌日も使いまわしたりしたいので大き目のものにしようと7号を買ったのが失敗の原因だったのかもしれない。
次いで材料をかいだしたのだが、豚ばら肉150g、鶏肉つみれ15個、木綿豆腐1丁、もやし1袋、白菜カット1袋、しめじ1袋、うどん、卵4個・・・と普段飲み会の場で出てくるようなものを買ってみた。お会計してみると意外とお値段も張るし、一人鍋ってそんなに経済的でもないのか・・・と思ったけれど料理しだしてから買い過ぎだという事に気が付く。そもそも白菜ともやしを土鍋にいれたらもういっぱいなのである。豆腐の入る隙間などありやしない。自分の行ったスーパーがファミリー向けで、一番ちいさな袋でもおそらく二人用なのだろう。普段料理をしないのでそのあたりの感覚もわからないのに加え、外食でもいつも1,5人前くらい頼んで残すタイプなのでそれがそのまま裏目に出た。冷蔵庫が無いのでとりあえず肉だけは強引につっこんで豆腐や卵、うどんは後日出場していただく事に。
鍋の出汁は一人用のモノがたくさんでているので全く苦労せず、今回は適当に選んだ豚骨味がなかなか満足のいく味だった。それでも鍋の1/3くらいを残して限界。しめのうどんどころの騒ぎではないくらいに胃袋が悲鳴をあげている。
とりあえず初挑戦だったのでいろいろ不手際が多かったけれど野菜の値段が分かったり、なかなかこれはこれでいい経験になる。とはいえちょっと贅沢しすぎた感は否めないのであった。
人生滅亡まで・・・あと351日。