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Civ6のススメ4【攻略豆知識②宗教創始】

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https://www.haseger.com/entry/2019/08/10/000000

 

 

 宗教は難易度が上がると創始が難しくなります。しかし宗教勝利を目指さずとも文化勝利や制覇勝利の助けとも成り得る、戦略の幅を広げる手段のためマイナー宗教でも価値はあるように感じます。またとりあえずパンテオンだけは取っておいて損は無いでしょう。ではそんな宗教を創始するためのポイントですが、難易度が国王以下なら適当でもいいように思いましたので、ここでは皇帝や不死(神は私が未経験のため)の場合について言及します。創始の為の大きなポイントは3つ。簡単な順にいきます。

Ⅰ、サラディンでプレイする。
 100%創始できます。これだけは神難易度でも問題なし。指導者特性で絶対ラスト1個にはすべり込めるのでとりあえず宗教プレイをしてみたいって方にはいいかも。当たり前ですが他の指導者には全く応用が効きません。

Ⅱ、区域『聖地』を建てる。。
 これがおそらく一番オーソドックスな手法になります。『聖地』の後『社』を建てることにより大預言者ポイントを稼ぎます。さらに社会制度『神秘主義』の政策カードでも大預言者ポイントをバックアップできます。場合によっては祈祷も必要になりますが、これについての細かい動きは後述します。

Ⅲ、遺跡『ストーンヘンジ』を建設する。
 首都に石材があれば狙えますが無ければチャンスはなく、おそらく最速で神秘主義にいかないと間に合わずそれにプラスして何らかの遺産ボーナスが期待できるか『占星術』解禁のための自然遺産が早期発見できるかといった複合要素が必要だと思います。何といっても最大のデメリットは『聖地』と違って建設に失敗した場合にゴールドになってしまい効率が悪いという注いだハンマーが無駄になる点。AIの数にもよりますがほぼ間違いなく1番初めに建設される遺産ですので競争率は高めです。あと建設成功してもパンテオンがないと宗教の創始はできないのはちょっと注意。

 というわけで様々なシチュエーションで用いられるⅡの場合について細かく手順を説明していきます。まずは最も重要な区域『聖地』をできるだけ早く建てたいので『占星術』を真っ先に研究したくなりますが、それよりも近場に自然遺産がある事を期待して様子見して地形改善の研究を先に済ませた方が良いでしょう。というのもいくら聖地の解禁が早くても首都の生産力が低くてはなかなか建設にこぎつけませんし、防衛戦力が無いと蛮族にせっかく作った『社』を壊されて、という事にも成りかねません。よってまずは周辺の探索・防衛の為の戦力作りが優先されると思いますしそのあたりを順番に解説します。

①戦力作り
 戦士・斥候・投石兵のいずれか(場合によってはガレー船)を選択する事になりますがマップや指導者にもよりますので正解は一つではありません。ただ内政・非戦プレイをするにしても蛮族や初期R対策にある程度の数が必要となります。首都の近くにAIがいると蛮族の心配が減る分開幕Rをかけられる危険性があり、逆に無人の荒野だとやはり蛮族Rに苦しめられるのでいずれにしても国防戦力は必要です。どうしても蛮族が嫌なら設定でOFFにするという手もありますが、今回は蛮族ありの場合で話を進めます。
 まずは斥候。前作では圧倒的な探索力を持っていた斥候ですが今回は移動のルールなどが変わりそこまで段違いな他のユニットとの違いは無くなりました。それでももちろん移動力は抜群ですので、自然遺産を見つけるまで帰ってくるなという感じの片道切符な使い方ならコイツです。戦力としてのカウントは難しいので首都の防衛には使えませんから出発したら戻ってこなくていいような広いマップ向きです。
 次いで戦士。一番安定しており攻防ともに使いやすいので悩んだらコイツが無難。ある程度首都の周りを探索させて聖地をつくる頃合いになったら首都の防衛に戻します。もちろん開拓者の護衛にも向いてます。
 最後に投石兵。殴られると弱いので単体では微妙。敵の野営地付近は複数体の蛮族がいることもあり出会い頭で蒸発する事も。都市での防衛には最適なので1体はいてもいいかも。或いは複数体作って隊列を組めばもちろん強力だがそこまで生産している余裕があるかどうか。
 よってランダムマップなど予想ができない場合はとりあえず斥候が初手。狭いマップだと直感したら戦士が初手。小さな島だとわかっていたらガレー船(海沿いの首都ならですが)という事になります。

②首都の生産力アップ
 生産力を上げるためには具体的に人口の増加と地形改善によるハンマーの増加です。デフォルトの市民配置だと資源によってはゴールド優先になっていたりするのでまずは人口をとにかく増やせるよう食料重視にしましょう。そして地形改善のための労働者導入のタイミングですが、おそらく戦力を2体ないし3体作ってからになります。宗教創始を目指す場合モニュメントは後回しになります。また米・小麦が大量という場合でなければ穀物庫も後回しになる可能性が高いです。労働者を優先させる理由は社会制度『職人技』をブーストする為です。これが後述する⑤社会制度『政治哲学』の取得を早めるために重要です。

③『聖地』建設
 労働者の後に開拓者で第2都市を建設してさらにその後となるとかなり滑り込みです。確実に創始したければ開拓者よりも先が望ましいでしょう。建設場所はもちろん森林や山岳沿いになりますが、他の区域と隣り合わせでもボーナスになりますので後に建てるであろう『キャンパス』などとの兼ね合いが重要です。特に『キャンパス』も山岳沿いが望ましいので隣接しやすく、せっかく森の横に『聖地』を建てたのにその森を『キャンパス』で潰してしまうともったいない事になります。これはもちろん他の区域に関しても言えることですので後に工業地帯や劇場などを建てる場所も考慮して決めなければなりません。場合によってはベストの場所が文化圏外の可能性もありますので、社会制度『古代の帝国』による政策『陸上測量者』を待ってタイル購入してからというのもありえます。

④『社』建設
 『聖地』だけでは大預言者ポイントが貯まらないので1ポイントしか出ないので『社』の建設が望まれます。聖地を建設した後に防衛上の問題が無ければなるべくすぐにとりかかりましょう。完成後のポイントは残りの宗教創始可能数と自分の優先順位です。これは偉人の項目で確認できます。細かくは⑦で。

⑤社会制度『政治哲学』取得
 この社会制度の取得が宗教の創始はもちろんの事その後の展開にも重要となります。よっておそらく社会制度の進め方は以下のようになります。

 『対外貿易』→『職人技』(労働者ブーストを待つ為)→『古代の帝国』→『労働徴発』(『聖地』が建つ見込みが無ければ『古代の帝国』より先でも可)→『政治哲学』

⑥社会制度『神秘主義』取得
 これにより政策『啓示』が選択でき大預言者ポイントが稼げるようになります。なぜ『政治哲学』より後回しかというとこっちを先にとったところで太古時代にはワイルドスロットが無いので当てはめることができないからです。実際にはこの取得を目指しながら偉人項目をチェックして創始の可能性を確認する事になります。

⑦偉人項目の確認
 大将軍や大科学者と同様に大預言者もどの文明が狙っているのかここでわかります。④の『社』を建設できた段階で一度確認すると良いと思います。ここで自分のポイントが上から創始可能数の中に入っていれば基本的には大丈夫です。ただし最下位だとサラディンがいた場合にまくられる可能性があるので下から2番目以内には入っておく必要があります。だいたい大預言者レースは先行逃げ切りなので後から追いつかれることはまずありません。逆にほとんどのシチュエーションではAIをいかに追い抜くかが鍵になります。

⑧大預言者ポイントを稼ぐ
 『社』と『啓示』で毎回ポイントが増えますがこれでは足らなそうな場合に取る手段が幾つかあります。まず第二都市があるならそこでの『聖地』建設を狙います。その場合おそらくモニュメントや穀物庫を建てる間もなく都市で最初の建造物となるでしょう。次にプロジェクト『祈祷』を実施する事で大預言者ポイントを獲得します。⑦の時点で順位が下ならこれである程度差を埋めないといけません。そして最後に後援です。ある程度大預言者ポイントが貯まってきたら、信仰力かゴールドを使って一気に獲得してしまうというものです。

 以上が宗教創始の為の現在私が取っている手法です。次回第3回はユニット作成について。