趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

パラダイスシティにて人生初のライブポーカー大会参加【ソウル旅行記3日目】

 初日は到着がすでに夜でしたし二日目はソウル市内に観光へ出かけたため、今回の3泊4日の旅行ではこれまでカジノにはあまり出入りしていませんでした。初日に₩100万くらいまけて二日目に取り戻して、トントンといった感じです。

 この日は韓国に台風が上陸しており、傘をさすと折れてしまったようなレベルなので観光は諦めます。滞在3日目の最後の夜という事もあるのでこの日はカジノメインで過ごすことにします。

 まずは食事をして腹ごしらえ。メンバーズカードのお陰で食事はもちろんフリーです。普段はメニューを見てオーダーするのですが、この日は終末だったからか夜からはビュッフェになってました。とはいえ無料のビュッフェなのでそれほど豪華というわけではありません。

 

 食事が済んだらいよいよカジノです。自分はバカラとBJを中心に遊ぶのですが、ツラ(連続して同じ目が出る事)を狙っていくスタイルが全然はまらず夕方の時点でまた₩100万くらいマイナスに逆戻り。普段ならこの段階で部屋に戻ったりマッサージに行ったりリフレッシュするんですが、今回の滞在期間ではパラダイスシティでポーカー(テキサス・ホールデム)の大きな大会が開かれていましたのでこれに参加する事に。AJPCというアジアを中心とした地域の大会です。

 

www.ajpc.jp

 

 オンラインポーカーやライブでもリングゲームなら経験はあるのですが、参加費を払って賞金を狙うリアルの大会はこれが初参加です。ポーカーはラスベガスなど欧米のカジノではわりと卓がありますがマカオでは一部のカジノにしか無い事とプレイスタイルにもよりますが勝負に結構時間がかかるのであまり参加する機会がありませんでした。

 今回はたまたまAJPCという組織を旅行直前に知ったのと、偶然自分の休暇と大会期間が重なり、しかもちょうどその大会が開かれているのがパラダイスシティという事でラッキーでした。

 14時からのメイン・ミニトーナメントは二日間やる予定(実際には人数の関係で一日で終了)という事だったので翌日が帰国日の私は参加できず。17時からCrazy KO Bountyという大会に参加しました。入賞での賞金額は抑えめですが、その分相手を飛ばしたらその人数分だけ賞金をゲットできるという形式のトーナメント。結果的に13人参加して1位の賞金が約₩750,000、2位が₩450,000くらいに。飛ばした賞金は一人につき₩100,000です。

 

(ここからしばらくはテキサス・ホールデムの記事になるので専門用語が多発しますがご容赦ください。)

 開始してしばらくして入った手が9Jo。まだ序盤でBBが低かった事もあり気軽にミドルポジションから3BBでレイズイン。ボタンがコール、SB、BBはフォールド。そこで出たのが10QKレインボー。いきなりストレートの完成です。この時点で負けの可能性があるのはAJのみ。ポジションも悪いので様子見とスロープレイの意味合いもこめていったんはチェックします。するとボタンはハーフポットをレイズしてきました。この時点でおそらくAJは無いだろうと判断。フラッシュドローもない現状ではAJならまず負け無いのでレイズして下してしまうよりはスロープレイしてバリューを引きだしたいはずです。

 そう判断した時点で次の選択はコールかチェックレイズかです。ほぼ勝ちを確信している以上なるべくポットを大きくはしたいもののAを持たれていた場合には上位ストレートを完成される危険性もありますし、現時点でセット完成からのフルハウスもあり得ます。というわけで悩んだのですが結果的にコールを選択します。ターンは6ですがフラッシュドローも可能性として出てきました。小考して2/3ポットくらいがバリューベットとしては最適かなとも思いましたが、ここでオールインを選択します。そこそこのポットサイズになっていたので上位ストレートやフラッシュを完成されるリスクを負わずにポットを取りたかったためです。結果的にこのオールインがコールされてオープンハンドはKJs。オープンエンドストレート・フラッシュドロー付のトップペアです。なるほどたしかに私もコールしていたたと思います。相手もまさかこちらがフロップでストレートを完成させているとは思っていなかったようです。

 結果的に落ちたターンはブランク。僅かにスタックが上回っていたので一人飛ばして賞金首ゲットしながらほぼダブルアップに成功。この時点でチップリーダーとなりました。その後はチップの威力を活かしバウンティトーナメントの性質上からもどんどんアンダードッグの勝負だろうがオールインに対してコールしていきます。一度ショートスタックのAKoオールインに対しAAでコールしたのがチョップした以外は順調に賞金首を狩り続け更に2人飛ばしチップリーダーを維持し続けました。トーナメントの参加費が₩250,000だったので合計3人飛ばした時点で元を取っていますからマネーフィニッシュのようなものです。

 ファイナルテーブルに移動後更に首を狩りトータル4人。そして残り4人のバブル状態から2人飛ばし、ヘッズアップの段階では6人賞金首と2位とは3倍近いスタック。ヘッズアップの対戦者は実は私が参加を諦めたミニトーナメントにも掛け持ちで参加をしていてろくにプレイしていませんでした。そしてなんとヘッズアップになった時点でも席におらずどうするのとディーラーに聞いたら勝負は止まらないという事でカードを配り始めます。そしてハンドを見ることなく私にBBとSBが入るという何とも冴えない決勝タイムの始まりでした。このまま優勝しちゃうのかな?なんか味気ないけどまあ優勝できるならいいか、と思っていたらようやく対戦相手が着席。いよいよ本当の意味でのヘッズアップ開始です。

 こちらが3BBで様子見で入ったところ相手が仕掛けてきたのはいきなりのレイズオールイン。いきなりきました。よくよく考えたらもう一方のトーナメントもあるので勝負を早く終わらせたい思いもあるのだろうと至極納得。またスタック差から考えてもレイズとしては妥当です。故にそこまで強い手というわけではなくレンジは65%くらいと判断。こちらのハンドは10Js。そこまで悪い勝負でもないと思い、また負けてもまだこちらのチップの方が上なのでコール。出てきたのはQ6o。

 結果的にボードは空振り、チップはこちらが上とはいうもののほぼ互角となりました。そして次に相手は再びオールインしてきます。チップはこちらがカバーしているので受けて勝てれば優勝です。肝心のハンドはK2o。コールします。相手は6ペア。

 そしてボードにKの姿はなく私はあえなくかなりのショートスタックに。先ほどの勝負のQ6が頭に強く残りKハイでも勝てると思ったのですが、チップが互角であることを考えるともう少しペアの可能性を考えるべきでした。せめてK7以上で勝負を受けるべきだったかなと後になって思いました。残ったスタックは3BB程度しかありませんからエニーハンドでオールインという事になりそのままコールされて負け(手は覚えていません)。そしてなんと驚くことに彼はもう一方のトーナメントに戻っていき、そちらでも優勝してしまいます!それを知ってさすがにヘッズアップはまだまだ経験不足だったんだなと改めて実感しました。

  というわけで残念ながら初ライブトーナメント参加で初優勝という快挙は達成できませんでしたが2位でマネーフィニッシュできたのは十分嬉しい結果でした。18人にも満たない少人数のトーナメントでしたがオンラインのマイクロトーナメントとは違う充実感がありました。

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2位の賞金₩454,000。これとは別にバウンティが₩100,000×6名をゲット!



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