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Civ6のススメ25・RaF攻略 【基礎戦略④政府複合施設】

 社会制度『労働徴発』を解禁する事で建設する事になる区域が『政府複合施設』です。RaFになってから登場したCiv6無印には無かった区域ですが、序盤に建設可能なこの区域は非常に強力な能力を持っています。宗教プレイによる『聖地』建設以外では最初に建設する区域になる事も十分にあるでしょう。区域内の建造物は『政治哲学』により何らかの古典政体を持つ必要がありますが、そこまで含めるとターンも長くかかるので区域だけでも先に建設しておいても良いと思います。

 おそらく『労働徴発』の天啓を得るために『聖地』なり『キャンパス』なりを建てたのならば、生産力からいってかなり後回しになってしまうと思います。逆に天啓無しでの解禁であれば最初に作る区域にしても良いと思います。再序盤に『キャンパス』を建てるメリットは運が良ければ早めに大科学者が得られる点にあります。無印ではAI文明が宗教好きという事もあってそれなりに有効な戦術だったのですが、RaFになって指導者によっては宗教創始を目指さなくなった分、大科学者に対して先手を打つことは難しくなってきた事がその要因です。

 

 では3種類の特徴と戦略における選択を考察してみましょう。

 

1.将軍府(敵の都市を占領すると、5ターンの間、すべての都市のproduction.png+20%)

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 敵の都市を制圧すると発動する能力ですので制覇勝利を視野にいれているのであればこれに決まりでしょう。この効果は絶大で戦争で都市を制圧している間は圧倒的な生産力となり、更なる軍事ユニットの生産や遺産の建造が捗ります。おそらく選択肢としては『兵営』を先に建てるのかこちらを作るのかどちらを優先するのかというものがあるでしょう。『兵営』には大将軍ポイントを得られる他に、『軍事訓練』の天啓を得たり国土の防衛拠点となれる点があります。序盤においてはAIの都市を侵略するよりも本土を防衛する必要性の方が高い事もよくありますし、大将軍はAIが後手に回しやすいので一人目の偉人として狙う場合などに有効です。その辺り防衛なのか攻撃なのかといった点を含めどちらを優先するのか決めていきましょう。

 問題となるのはある程度は戦争をするつもりだが、制覇勝利は望まずあくまでも内政プレイで科学勝利や文化勝利を目指したいケースです。パンゲアマップなら侵略も簡単ですが大陸マップとなると別大陸まで攻め込むのは結構手間です。またプレイ時間の観点からも戦争プレイの方が時間が長くなる傾向にあります(ユニット数が多く都市も増えるため)。おそらく近隣の1,2文明を相手にするだけであれば他の建造物にすべきだと思います。全AIの半分程度を相手にするのであれば効果的でしょうし、それだけ併呑できればほぼ勝利は間違いありません。

 

 

2.祖廟(開拓者のproduction.png+50%。新しい都市に無償の労働者)

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 自力で国土を広げていく場合はこれが効果的です。特に無償の労働者がついてくるのが強力でうまく『農奴制』と組み合わされば新興都市の立ち上がりがとても早くなります。マグナスの『備蓄』を使いながら1都市で集中的に作る場合はなかなか『農奴制』を合わせるのは難しいですが、社会政策『植民地化』をセットして複数都市で一気に開拓者を生産し、都市出しのタイミングを合わせることができればかなり強力なコンボとなります。

 いずれにせよ複数体の開拓者を生産する予定がある場合に選択肢となるので、まずはその目標となるタイルがどの程度あるかを考えます。その際にあまりAI文明に近すぎると戦争の火種となり悠長に開拓者を作ってる場合でなくなったり、そもそも忠誠度の観点から維持が難しかったりしますので比較的安全な入植地がどの程度あるかをチェックしましょう。

 その数が4か所を超えるくらいから祖廟の効果が活きてくると思います。それ以上の開拓者になるようならしっかりと元は取れるでしょう。都市が多ければ多いほど強いこのゲームですが、首都だけの時にこれを建て8都市程度になれば十分に科学勝利なども狙えます。開拓プレイにおいては早ければ早いほど良いので広大な無人の地が広がっている場合は狙っていきましょう。

 

3.謁見の間(総督がいる都市の快適性+1、住宅+4。総督がいない都市の忠誠心-2)

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 他の建造物と違ってこれだけがデメリットを内包しています。しかしながら祖廟を選択しないという事はそれほど広大な領土を持つ予定も無いという事でその点において忠誠心はあまり影響なかったり、そもそも総督がいる都市がほとんどになったりしてあまり気にする必要はありません。

 これは当面戦争も開拓もする予定がなく、現状の国土を維持しつつ国力をあげていくという狙いになります。もちろん戦争をしてもいいですし開拓者の生産を行っても良いのですが、最大の特徴は住宅+4にあるでしょう。ほとんどのプレイにおいて首都であっても序盤は住宅が6~8程度で一旦頭打ちになります。もちろんスピードが鈍化しても成長はするのですが、住宅が限界となるとなかなか都市の人口は増えなくなります。しかし首都はもちろんの事序盤に建てた数都市は人口も二ケタを目指していきたいところですから、そこでこの『謁見の間』が活きてきます。これを採用すると総督のいる都市の成長がかなりスムーズになり、『公務員制度』(人口10以上)『都市化』(人口15以上)の天啓が得られやすくなります。

 戦争は当面望まず、また開拓者の生産予定も数体であるならこれを選択しておきましょう。住宅と人口は-1の時点で鈍化が始まるので-2くらいになったら準備を始めると良いでしょう。

 

 

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