普天間基地が見下ろせる展望台がある嘉数(かかず)高台に登ったところ、ちょうど訓練からの帰りなのか上空をボーイングV-22オスプレイが頭上を飛び去っていきました。近所の人が散歩の犬を連れてくる公園のすぐ横に最新兵器が飛び交う姿はさすが基地のくにだと改めて思わされました。
平和祈念公園やひめゆりの塔にも行きましたが、本土以上に悲惨な戦争の経験を持つ県民からすれば米軍基地は不吉の象徴とも言えますし、時折軍人が起こす問題などからも拒絶反応がでるのはごく自然な感情なのでしょう。
しかし沖縄に基地がある事情や沖縄の戦略的な価値とはまた別の視点でみる必要がありいたずらな感情論に流されてもいけないなと思いました。
なかなか解決が難しい問題をあらためて考えさせられました。