まずは早朝から広大な領土を収めたハプスブルグ家の夏の離宮「シェーンブルン宮殿」へ。かのモーツァルトと後のフランス王妃となるマリー・アントワネットが幼き頃に出合った場所です。Civ5ファンにはおなじみのマリア・テレジアや、その娘であったマリー・アントワネットの肖像画などがたくさん見られます。ハプスブルク家というスイスの田舎貴族がここまでの力を持つという運命は興味深いですねえ。
シェーンブルン宮殿を後にしたらウィーンの中心地へ。オペラ座からモーツァルトの結婚式と葬式が行われたシュテファン大聖堂へと歩きます。その後はヒトラーがオーストリア併合の演説を行った王宮へ。
午後からは美術史博物館へ。ハプスブルク家が集めたコレクションはヨーロッパ屈指。ラファエロ・サンティの『草原の聖母』やフェルメールの『絵画芸術』などを愉しみます。個人的にはブリューゲルの『バベルの塔』が良かった。塔の上にいる人とか描きこみがすごくてずっと見ていたいかんじ。
夕食の後は再びシェーンブルン宮殿にてコンサートを。モーツァルトとヨハン・シュトラウスというウィーンゆかりの作曲家の曲を堪能しました。