さすがというべきでしょうか、これまで見た事も無い逆オファーなど、本田圭佑選手の挙動は今もなお世間を賑わすという意味で一線級ですね。個人的には世間一般よりも本田選手を評価していますし、本人の言うようにいまなおアジアで最高レベルの選手の一人だとは思います。
それでも彼にオファーを出すチームは現状現れていないようです。高額になるであろう年棒がネックになるのは目に見えているのですが、無償で、という呼びかけにも応じるチームが無いのはなぜなんでしょうか？
本田選手の人気から考えてユニフォームの売り上げなどいわゆる客寄せパンダとしての要素は見込めるはずですから、一部の一流チーム以外なら一考の余地はありそうです。そういった声がでないのは、ある程度上位のチームにしてみるとやはり年齢的にもピークを過ぎた本田選手を入れてチーム内の不協和音を増やすよりは若手の伸びしろに期待したいというところなんでしょう。逆に下位のチーム、例えばJ2とかなら可能性はありそうな気がしますが、今のところそういう話は聞こえてきません。
これは勝手な推測ですが、水面下ではアメリカであったり中東であったりそういったオファーはあるのではないでしょうか。ちょっと前のパチューカの例をとってみてももはやトップリーグで彼を呼ぼうというチームは無く、本田選手が納得できる理由がクラブW杯やチャンピオンズリーグなどの試合に出れる可能性のあるチームっていうところなんではないでしょうか。つまり高望みをしてオファーを蹴ってるのではないのかなあと。
そうでないのならJ2とかなんならJFLのチームなら若手の手本として呼んでみても面白いと思うんですがね。
