趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

野球文化の終焉は近いのか

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  プレミア12、日本優勝おめでとうございます。東京オリンピックに向けて弾みがつくし、いいタイミングでの優勝だったと思います。

 

  ただ感じたのは今ひとつ盛り上がってない点。ラグビーワールドカップはメディアもたくさんとりあげて、ルールを知らない人までファンにして日本中を熱狂させました。しかしながらかつては国技とも言われた野球で優勝までしたにもかかわらず、そこまで騒がれてません。

 

  競技人口からしたら圧倒的に野球の方が多いし、ファンの数も野球が圧倒的なはず。なのにこの状態は野球文化が危機を迎えている証拠ではないでしょうか。

 プレミア12はそもそもダントツに強いはずのアメリカが本気出してないし、日本人も超一流選手は大リーグに行って試合に出れないので、どうしても盛り上がりに欠けます。

  この原因は大リーグにあるわけですが、そこにサッカーとの大きな差を感じます。確かにアメリカではワールドシリーズやアメフトのスーパーボウルなどもすごい視聴率なわけですが、世界的には全然です。やはり世界一のメジャースポーツはサッカーなわけです。そのサッカーではクラブチームでの活躍も大切ですが、4年に1回のワールドカップで勝つ事を第1の名誉に考える選手はたくさんいますし、何よりそれを頂点としてリーグも運営されています。そういった点でナショナリズムの現れであるスポーツの国際試合に今の野球は向いておらず、アメリカをトップとしたショービジネスになってしまっています。

 

  一野球ファンとしては大リーグが本気を出して改革を考えるくらいサッカーに人気を奪われて欲しいと思います。或いは20世紀以降発展したプロスポーツも米国の繁栄と共存してきただけで、アメリカの栄光が翳ると共に終焉を迎えるのかもしれませんね。