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サッカー日本代表 カメルーン戦 必然ともいえる0-0の理由

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 サッカー日本代表の久々に試合にファンも嬉しかったはず。しかしながら結果は0-0で残念ながら消化不良な感じに。でもよくよく考えてみるとすごく妥当な結果のような気がしてきました。

 

 今回は新型コロナウィルスの影響で史上初の全員欧州組。世界一ともいえる欧州の舞台にこれだけの人数が在籍しているという点では日本代表もかなりレベルアップされてきたように思います。
【GK】
12 権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)

【DF】
19 酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
16 冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
22 吉田麻也(サンプドリア/イタリア)
20 安西幸輝(ポルティモネンセ/ポルトガル)

【MF】
7 柴崎岳(レガネス/スペイン)
4 中山雄太(ズヴォレ/オランダ)
8 原口元気(ハノーファー/ドイツ)
10 南野拓実(リヴァプール/イングランド)
11 堂安律(ビーレフェルト/ドイツ)

【FW】
15 大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)

 

 今回の結果の良かった点は守備がそれなりに安定していた点。ペースは握られていましたが0封という結果は合格だと思います。そこはやはり吉田選手の存在が大きいのではないでしょうか。経験がモノをいうポジションですから彼のリーダーシップは日本のディフェンスに大きな安定感をもたらしています。そしてミランも狙っているという噂の富安選手も吉田選手の相棒としてコンビネーションがどんどん良くなってきています。そしてマルセイユで円熟しているSBの酒井選手が加わり、ディフェンス陣の安定感が生まれたのだと思います。惜しくも長友選手はコンディション不良により招集外となりましたが、なかなかDF陣はレベルが高いのではないでしょうか。

 問題なのはMFより前だと思います。これまで代表で連続ゴールを決めていた南野選手も沈黙。それも彼が今リバプールで置かれている状況を考えれば納得です。世界一のクラブに在籍しているというのはスゴイことですが、やはり控え選手となると試合勘も鈍るしコンディションの維持も難しい。そういう点で彼がピリッとしなかったのも当然かもしれません。柴崎選手はアジアレベルでは違いをもたらせる選手ですが、W杯常連ともいえるカメルーンが相手となるとやや厳しい。所属するレガネスが2部のチームで、そこでも抜群の出色というわけでもありませんから残念ながらそこが限界点なんではないでしょうか。個人的にはここに本田圭佑選手をもってきて欲しい。

 その他の選手にしても一流のクラブでレギュラーを貼ってそれなりの成績を収めているという観点からみるとどうでしょうか。やはりDF陣の実績に比べると残念ながら霞んでしまうように思います。そこらあたりが攻撃で精彩を欠いた本質なのではないでしょうか。