これまでの人生でマスクをすることなんてほとんど記憶になくって、それは他者を思いやる気持ちが欠けていたからだと思います。マスクは自衛というよりも他者へ被害を拡大させないためのものだと思うので、その辺の気遣いができていなかったわけです。
おそらく今の日本人をみても100人中100人が他者を気遣っているとは考えられません。しかし、マスクをしていないだけで社会的に悪と断罪される風土がもはやできあがってしまいましたから、他人どうこうではなく、自己のためにマスクをせざるをえなくなっています。
このおかげで新型コロナはともかくとしてインフルエンザの患者は激減しているわけで、パンツをはくのが当たり前に近いレベルでマスクが一般化したならば今後の世の中が結構変わりますね。
いまは早く日常に戻ってマスクを取り払いたいですが、マナーとしてマスクをするのがネクタイとかと同じレベルになるのが21世紀なのかもしれませんね。