イギリスくんだりからわざわざ日本まで空母を送ってよこすというのは、結構デカイ事だと思います。1世紀前の全世界に植民地を持つ英国ならいざ知らず、単なる連邦国家の主導国に過ぎない英国が太平洋まできても領土問題は存在しないからです。
当然のように中国やあるいはロシアに対する牽制という意味合いもあるでしょうが、EU離脱というタイミングでの行動に日本へのラブコールの意志を感じます。EUとしては国々によって思惑が異なりある意味日本は輸出のライバル国。ドイツが筆頭のEUでは日本をは利害関係も存在します。もちろん英国にとってもそういう部分はあるでしょうが、EU依存から脱却して再び世界での主導権を握るために日本という存在は大きいと考えたのではないでしょうか。
思い起こせば100年ちょっと前にロシアに対抗するために日英同盟を結んだ事が思い起こされます。第二次日英同盟が締結されればアメリカ1本槍だった外交路線も大きな選択肢を持つようになってアメリカの傀儡国家から脱却できるかもしれませんね。