イギリスの『クィーン・エリザベス』に続いてドイツの『バイエルン』の寄港ということでどちらも対中国・北朝鮮への警戒を強めている動きと言ってよいのでしょう。
現在中国は近年急成長で得た金でアジア諸国やアフリカの国々に援助をして味方づくりを続けています。1国1国のGNPは少なくとも、国連の票であったり、地政学的には地球のかなりの範囲が中国の支配権とそれに準じるエリアになっているのかもしれません。おそらく中国はストップがかかるまではその拡大路線を止めないでしょう。それはかつてのナチスドイツが周辺諸国を取り込んでいった様子を彷彿とさせます。これに指をくわえてまっていては、結果として被害を広めるだけです。
そう考えるとそろそろ中国に釘をさす時期がきたんじゃないのかなとも思います。チベット問題など人道的に無視できない点などまだ目を瞑れる範囲なのかもしれませんが、かつてナチスがユダヤ人を迫害していたのとそう大きく変わらない気もします。
では中国に宣戦布告できるかというと民主国家としては難しく、やはりかつて米国が用いたと言われるように相手に先制攻撃させるというのが具体的な方法になるのでしょう。その場合標的は日本とか台湾になりそうなので、きな臭くなってきたら国外脱出する算段を整えておいたほうがいいのかもしれませんね。