趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

NATO拡大はプーチン氏にとってどういう結末を及ぼすんだろうか



 そもそもウクライナに侵攻したのはウクライナが西側に接近するのを防ぐためという口実もあったと思いますが、元をただせば帝政ロシア時代から続く欲求で、不凍港であるセバストポリやあわよくばオデッサが欲しいという事なんでしょう。これは地政学的にロシアの弱点なので悲願といってもいいんでしょう。

 セバストポリの実効支配も無茶苦茶でしたが、存外国際世論が騒がなかったので今回もそう甘く踏んでしまったのではないでしょうか。そう考えるとセバストポリを放置した国際社会にも責任の一端はあるように思います。

 

 欧米の兵器支援がなければウクライナを早期占領していた可能性もありますし、完全にシナリオが狂った上に、お題目のNATO非拡大を逆に招き寄せてしまったのは失策として指摘されても仕方ない話です。こうなってくるとあとは逆切れして世界大戦を起こすか、国内でプーチン氏を倒す動きが出てくるかどちらかしかないように思います。かつてのヒトラーも何度も暗殺未遂事件がありましたがロシアでも必ずそういう動きがあるはずで、プーチン氏の側近の裏切りがあるかどうかで最後は決まるんでしょう。