2020年9月にリリースされた中国産のオープンワールドファンタジーRPGが『原神』です。なんとなく聞いたことがありましたが、始めるきっかけになったのは新聞の記事。そこで筆者がはまっているという話が載っており、ちょっとやってみようとインストールしてみました。
結論は、スゴイ。ほんとにスゴイ。ひと昔前なら数千円だして購入しているレベルのファンタジーRPGがなんと無料で遊べてしまいます。キャラクターデザインも国産とも見紛うレベルで、全く違和感なし。日本版は有名声優さんをたくさん起用しており、そちらのファンも十二分に楽しめます。
RPGとしてのデザインの素晴らしさの一つとしてバランスが挙げられます。難易度然り、謎解き然り、やりこみ要素然り。メインストーリーを基軸としつつも奥行きの深さが素晴らしい。それなのに無料!
実際のところゲームバランスが良くてもシナリオがイマイチだと劣化モンハンになったりもするんですが、この「原神」の素晴らしいところはシナリオが秀逸なところ。本当に良く作られています。何度も言いますが、なのに無料!
ゲームの良さを支えるのがロンドン・フィルハーモニーが演奏するBGM。名曲だな、と思える楽曲が数多あります。わりとこれは雰囲気づくりとして重要ですが、そのあたり十二分と言えると思います。
肝心の「でも、お高いんでしょ?」という課金部分ですが、これまた無課金でも十分に面白い。実際にLv40まで無課金で進めましたがシナリオもクリアできますし、適度な難易度があってやりがいも十分。
これはもうRPG好きならプレイしないのはもったいないレベルだな、と思いました。