おススメ度★★★★
『トップガン』は紛れもない名作でアメリカでは海軍の入隊が増えたそうですし、あまりの出来の良さにトム・クルーズが続編の制作権利を買い取って駄作を作らせなかったらしい。
そんな名作が今更なのか満を持してなのか続編として登場という事で最初は眉唾でした。ハリウッドの脚本家がオリジナル作を作れなくなって久しく、たいていのリブートものは質が低いものが多かったからです。
というわけでいくつか絶賛の声は聞こえてきてはいたものの映画館での視聴は見逃しておりました。しかし結果としてやはり劇場で見ておけば良かったな、と後悔いたしました。『トップガン』の良さはF-14トムキャットの雄姿であり、音楽であり、空中戦のカッコよさにあるわけですが、そのすべてを継承して見事な懐古を沸き起こしてくれました。
前作を青春時代に観たであろう人はおそらく気に入るでしょうが、これ単体だとやはりちょっとわかりにくい点があるのだけが難点でしょうか。
