序盤に相手に退場者が出てしまったのは親善試合というお試しの意味が崩れてしまうのでとっても残念でした。きっとエルサルバドルに大金積んで日本に来てもらったであろうに、無駄金になったともいえるからです。
とはいえ次のW杯に向けてこれまでの柱だった吉田選手や長友選手といったベテラン勢とは訣別するという意志がはっきりと表れたメンバー構成でしたし、その中で久保選手が台頭してきた感じも、なかなか好感が持てる雰囲気でした。
おそらく一番の難点はやはりFWというところなんでしょう。セルティックで無双している古橋選手がなぜか代表ではフィットしない。まあ戦術の問題もあるんでしょうが、ダメならダメで誰を中心に据えるのか、或いは古橋選手にアジャストしていくのか、そのあたりの方向性という点でちょっとあいまいさが見えるのが心配ですね。