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【映画】『ボヘミアン・ラプソディ』感想 にわかファンにおススメ フレディは再び伝説になる

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おススメ度★★★★

 

 およそ日本で伝説のロックバンドQUEENの楽曲を聴いたことの無いという人はほとんどいないのではないでしょうか。私も元来音楽には疎く、特段QUEENというグループを意識したことはありませんでしたが、それでもその知名度から名前は知っていましたし、よく耳にする曲がQUEENのものであると後になって認識したりしました。ひょっとしたらQUEENなんて聞いたこと無いなんていう若い人もその旋律を聴けば知っていたというケースはきっとあるのだと思います。

 この映画はQUEENの映画というよりはフレディ・マーキュリーの映画と呼ぶべきものだと思います。20世紀の終盤に人類の前に現れたエイズという当時未知の病に冒されて命を落とした点は、現代ほどLGBTに対して寛容な社会では無い中でのセクシャリティの告白とも相まって彼の存在をより伝説的なものにしたのではないでしょうか。

 

 さてQUEENファンでもフレディ・マーキュリーのファンでもない私ですが、当然ながら映画を見ても知らない曲がたくさん出てきます。そういう点では若干盛り上がりに欠けるわけですが、それでも映画のタイトルである「ボヘミアン・ラプソディ」やドン・ドン・パッの誕生シーンから始まる「We Will Rock You」など有名な曲と共に映画に引き込まれていきます。

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 にわかファンであるがゆえにあまり思い入れがないのが逆に良いのかもしれません。純粋に映画として楽しめました。LGBTに対してどうしても偏見のある方やこういった音楽を題材とした映画が苦手な方でなければかなり盛り上がれる映画だと思います。特に各地で上映されている一緒に歌える劇場での盛り上がりは一度体験してみたいですね。