前期はあまりにも良作が多くて視聴が全然おいつかず、最近になってようやく観たかった作品を観終わりました。ところがうって変わってこの2019年冬はちょっといただけないような・・・。いくつか気になって1話2話を観たもののいかんせん期待外れの感は否めません。そんな中で視聴継続している、あるいは継続するつもりの作品を紹介します。
・かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦 ★★★
ヒロインが四宮かぐやなのか藤原書記なのかはおそらく議論が尽きないところ。どちらにしてもその可愛さが良く表現されていると思います。原作はチラっと見た程度ですが、アニメにした良さが出ているのではないのでしょうか。3本立てというのもまあちょうどいい感じですが、5分アニメくらいでもよかった気はします。EDがなかなか秀逸で藤原書記ヒロイン説に1票投じたくなります。
・荒野のコトブキ飛行隊 ★★★
水島監督がガルパンの次に持ってきたのが戦闘機+美少女なわけですが、いかんせん比較対象が素晴らしすぎるのかそれとも二番煎じを嫌って路線が見いだせていないのかいまいちストーリーが分かりづらく、キャラクターの魅力も中途半端にしか伝わってこなくて面白いとまでは言い切れない。さすがと言えるのは戦闘機の描写でしょうか。本物をしっかり知っているわけではなくともニワカにもさもそうだろうと思わせる機体まわりの表現はこだわりを感じます。ただ、やはりあくまでもメインの脚本あってのことだと思うのでこれからに期待したいところではあります。
・どろろ ★★★★
手塚治虫原作で過去にも映像化されていますので、なぜ今更というのはありますがガンダムUCの古橋一浩監督により丁寧にオーソドックスに作られていて特に文句の付け所はない感じ。まあどろろの声にはちょっと違和感を感じないでもないですが。どろろという作品自体を知らない世代にはぜひ見てもらいですね。
・賭けグルイ××(第2期) ★★★★
第1期が大変すばらしかったわけですが、スタッフもほぼそのままという事でクオリティは期待に応えてくれます。蛇喰夢子のエロさも原作以上にしっかり表現されていてたまりません。夢子役の早見沙織さんもとっても素晴らしいと思います。
・約束のネバーランド ★★★
2018年の「この漫画がすごい!オトコ編」で第1位に選ばれた原作ですから、シナリオはしっかりしています。まだ原作も途中なのでアニメも最後までやるわけではないでしょうから、そのあたりが視聴のカギになるとは思います。原作を知らないのであればその世界観の素晴らしさは一見の価値があります。原作を知っているとアニメ化ならではのプラスアルファが何かあるかというとちょっと少ない気がします。そういう意味で原作派はわざわざ観る必要があるかというとちょっと微妙なところなのが残念ですが、作品自体のポテンシャルは高いので着地点に期待。