趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

日本三名泉ようやくコンプリート 宝塚でカサノヴァ

  温泉好きのみなさんこんにちは。皆様のお気に入りはどちらでしょうか。個人的な東の横綱は北海道の登別温泉。西の横綱は鹿児島の指宿温泉です。火山国の日本は星の数、とまではいかないものの多くの温泉があるのでなかなか全てを巡るというわけにはいきませんからお気に入りを見つけるのも大変ですよね。

  さて日本三名泉と呼ばれるのは群馬の草津温泉、岐阜の下呂温泉と兵庫の有馬温泉です。草津と下呂には何度か行きましたが、これまで有馬にはずっと行きたいと思いながらもいつでも行けるという気軽さからつい行かずじまいでした。そんな思いにもついに訣別、一路宝塚へと向かいました。

  宝塚といえばやはりタカラヅカ。街の名前がそのまま別の意味のエンターテイメントになるというのは凄い事ですよね。今回は人生3度目の鑑賞。ある意味男性の憧れとも言える「カサノヴァ」の公演です。カサノヴァという人物の名前は聞いた事がありましたが、たいそう女性にモテた、というようなくらいの知識しかありませんでした。ベネツィア出身だったというのは初耳でしたので良い勉強になりました。彼の名言「人生に恋と冒険は必要不可欠」というのは心に響きますね。

 

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  宝塚を出たらいよいよ有馬温泉へ。有馬の凄い所はなんといってもその泉質。環境省が定める療養泉は9種類あるのですが、通常ならそのうち1種のところなんと7種類が集まっています。かつては太閤秀吉も足繁く通ったとされる由緒正しい温泉です。おススメはなんといっても鉄分が豊富に含まれ茶色の「金の湯」。これとは別に無色の「銀の湯」もあり、一粒で2度美味しい。

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  その名門温泉もしばらく前まではだんだんと寂れてきていたそうです。全国の温泉地でもかつての輝きを失って久しい所はたくさんあります。しかしこの有馬温泉は街おこしに成功し、今は伝統とモダンが融合した素晴らしい雰囲気で多くの観光客で賑わっています。やはり温泉街は人混みも必要な要素なんだなと思いました。

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  名物炭酸せんべいを生で。