おススメ度★★★
アームストロングという名前が20世紀後半に生きた人間に与えたインパクトは相当なものだったのではないでしょうか。アポロ11号での人類初の月面着陸に至るまでのストーリーを描いたこの作品はアメリカだけでなく人類の英雄となったニール・アームストロング船長の人間性にも焦点を当てられています。
ただただその偉業ばかりに注目がいってしまいますが、家に帰れば家族想いの二児の父。真面目な人間である反面融通の効かない面もあり、ヒーローも血の通う一人間であったとわかります。
史実ベースの映画ですからストーリーの流れは予想がつくのでサプライズに乏しく、その分エンターテイメント性はやや薄い気がしますが、人類の宇宙史に輝かしい業績を残した彼をより知る為、興味のある方には一見に値するのではないでしょうか。