趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

返答に窮す

 ある同僚に言われた台詞に対して返答に窮する場面がありました。今でもなんと言うべきだったのか判然としません。

 

  それはこんなシチュエーションでした。私ととある新人の2人でいたところをその同僚が遠目に見つけたようでした。その時は互いに忙しく軽く目礼だけして別れたのですが、後ほどLINEが来ました。

 

同僚「一緒にいるデブだれ?」

 

 確かにその新人はふくよかな体形だったわけで、私自身そのデブというのが新人を指すものだと同じように認識はしていました。ただ、その物言いはどうなのかな、と思ったわけです。なので、「そういういい方はひどいと思うよ」とか返そうと思ったわけです。しかし、実際自分も面と向かってそう言わないまでも同じように感じていたわけで、その同僚を断罪するような偉い人間ではないなと思いました。かといって「そうだよね、太りすぎだよね」と返すのもなんだか酷い気がします。肯定すべきなのか否定すべきなのかがわからずしばらくLINEに返事ができませんでした。

 まあこれはきっと自分が偽善者だからだとわかってますが、かといって完全にヒールにもなりきれないし、もちろん聖人になんてなれっこない。

 

 結局このメッセージは無視して他の話題を続けることにしました。でもそれはそれでいじめを見て見ぬふりする傍観者と同じなわけで、やはりきっぱりと是か非か言うべきだったのかなあと思ったりもします。

 

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