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韓国と日本の問題への対処の仕方

  現在の日韓関係はここ半世紀で最悪とも言って良いレベルまで冷え込んでしまいました。とはいえ、それはあくまでも政治や外交的な部分での問題でかつてのユダヤ人がナチスドイツを憎んだレベルとは次元が違うという事をしっかり理解する必要があると思います。だいたいちょっと前なら「冬のソナタ」が大ヒットしてヨン様ブームが起きてたし、いまでもBTSやらBIGBANGなど若い女性に韓国のアーティストは大人気です。男性だってKARAや少女時代、TWICEなど同様です。マスコミもこんな時こそ不用意に国民感情を煽らずに、実際には大した問題ではない韓国の実情をしっかり伝えて欲しいと思います。

 

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  政治的な問題は政治家の仕事なので民間人ができる範囲ですべき事は、日韓共に排他的で喧嘩腰の人たちに落ち着きを求め、相互理解の必要性を説く事ではないでしょうか。

 

 そのためにはお互いをよく知る事。韓国の政策は確かに日本に対して喧嘩腰ですが、何もそれは国民全体の意思ではありません。まず日本人だっていろいろと意見の相違がありますよね。自民党は好き?キライ?安部総理は?原発は賛成?反対?自衛隊は?トランプ大統領をどう思う?では韓国は?など人によって意見はマチマチでしょう。これは韓国の人だって同じはずです。だから今の韓国の政策をみて、韓国人は敵、と論ずるのは早計だということです。

 

  まず、問題なのはこればっかりは客観的にみても文大統領で、慰安婦問題や徴用工問題など一旦解決したと考えられていた事を再び持ち出した点です。なぜそうなのか、という事を知ることが大事で、これは彼を支持する人々が対日強硬策を望んでいるからで、彼の政治生命の為にやっていることなのです。ですから確かにそういう考えの人がいる事は事実です。でも、それは韓国人全体ではありませんし、現に今文大統領の支持率は下がっています。でも彼としてはここで親日路線に切り替えてしまうと支持基盤を失ってしまうために、今更抜いた刀をしまえない状態なのです。

 ですから日本としてはその彼の事情を察しながらいたずらに韓国を刺激せず、かといってまともにとりあって喧嘩する必要もないのではないかという事です。ただ単に毅然とした態度を取って落ち着いて対応すればよいのではないでしょうか。まあこれは政治の話ですけれど。

 

 民間人は、政治は政治と切り離して考えて韓国が好きな人はそれをもっとアピールすればいいと思います。逆にそうでない人もここぞとばかりに非難するのではなくって、どうか落ち着いて事態を見守ってほしいなと思います。

 

 おそらく文大統領もこの路線だとそんなに政治生命も長くない気がします。任期はあと数年ですからしばらくの我慢といったところではないでしょうか。