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Civ6のススメ46 GatheringStorm(GS)の難易度・神で宗教創始

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最速で聖地を建てれば難易度・神でも十分創始可能。

 

 

1.宗教について

 今回は高難易度、特に神での宗教創始がテーマです。宗教創始すべきかどうかと言ったら、基本的にはそこまで重要ではなく無視しても勝利できます。しかしそれは他の要素にも同じような事が言えて、劇場など一切建てなくても文化勝利すら可能です(戦争で奪うだけ)。つまり宗教創始は必須ではありませんが、それにより勝利への道が近まるのであれば利用すべきだと思います。特にタマルやヤドヴィカなど自国宗教がないと効果を発動できない指導者であれば尚更です。

 また宗教勝利を狙うのであればその場合は100%創始が必要となります。逆に創始さえなれば、後は状況如何によっては宗教勝利を狙えるという事です。実際宗教勝利はライバルの存在もあってそう簡単ではありませんが、シチュエーションによっては最も早く勝利できる方法ともなりえます。宗教勝利も非戦でいくパターンもあれば軍事的制圧+異端狩りのいわゆる宗教勝利(物理)の2パターンあります。

 いずれにせよ、基本的には宗教というものは柔軟に対応すべきものだと思いますので、場合によっては創始を諦めるべきだとは思います。序盤のリソースを宗教に割くために開拓者や軍事力の生産が遅れますので、それにより国土の保持が難しくなる可能性もあります。よって比較的安全な立地でないと創始は難しいと言えます。

 

2.宗教創始

  創始するには大きく3パターンあります。

①指導者の選択

 最もつまらない選択ですが、どうしても難易度・神で宗教プレイをしてみたいがうまくいかないのであればサラディンを指導者として選択する事で創始は可能です。他の指導者が大預言者を取り終わると獲得できるのでタイミングはわかりませんが、それでもだいたいどれくらいのターンで取得しなければならないのかがわかってくると思います。

 これまでは猫も杓子も宗教狙いだったCiv6ですが、GSになってからは指導者によって聖地を建てたり建てなかったりと分かれるようになりました。そう考えると宗教を無視しやすい指導者を選択しておく、というのも一つの手段です。戦争屋ばかり最初から選んでおけば創始できる可能性は高まります。ランダムで選ぶとしたら創始できる人数は4人プレイならば3人まで(75%)、6人プレイならば4人まで(67%)、8人プレイならば5人(63%)までといった具合ですので総人数が少ない方が確率は高いといえます。

②ストーンヘンジ

 首都近郊に石材が見えたのであれば狙ってみる価値はあります。特に自然遺産を発見して「占星術」にブーストがかかればAIに勝てる可能性も十分あるでしょう。遺産にハンマーをつぎ込んで建設に失敗した場合も無駄にはならないようになったので、その場合はおとなしく聖地の建設に振り替えればそこまでダメージは大きくありません。できれば伐採ブーストも使いたいので「占星術」後の研究は「採鉱」を取り、労働者を買うなり拉致するなりして使用します。

③聖地建設

 一番一般的な方法は聖地の建設です。ただ、聖地を建てただけではおそらく不十分で、社までは建設しないとライバルがいる状態では創始は難しいでしょう。最速で社まで建てればおそらく祈祷まではしなくても創始ができると思いますが、偉人の獲得状況をチェックしてライバルが多そうであれば祈祷も必要となります。しかしそこまで序盤のリソースを割いてしまうと前述したように創始してもそれ以外の部分でかなり出遅れてしまいますからできれば避けるべきでしょう。どうしても欲しい信仰があったとしてもパンテオン同様早い者勝ちである以上、100%取れるという保証はありません。その時の状況で最善を選ぶしかありませんから、祈祷まではやり過ぎだと思います。

 

 

3.序盤の選択

 難易度・神を前提に話をするのであれば序盤に開拓者を生産して2都市目を出している余裕はありません。その後の聖地建設となると祈祷をしても間に合わないケースは何度もありました。もちろん成功する場合もあるでしょうが、確実性は低いといって差し支えないでしょう。よって最速での聖地建設を目指し、基本的には改善なども後回しになります。

①生産

 まず斥候が一番有力な選択肢でしょう。聖地を建てる為の条件である「占星術」のブーストの為にできれば自然遺産を見つけたいからです。戦士でも代替できますが、やはり斥候の方が確率は高まります。投石兵は防御力が弱いので探索向きではありません。労働者も欲しいところですが、「占星術」の研究を優先させるので小麦や米が2つないし3つ以上無ければ作っても改善先が無く手持ち無沙汰になりがちです。まず探索ユニットを作りその間に改善先の研究をし、2体目に労働者、その後に聖地という流れも試してみましたが、その場合国力自体はスムーズに上がりますが創始となると確率が落ちます。

②研究

 まず「占星術」からスタートします。創始を最優先させる場合はブーストの有無に関わらず研究を終了させ、最速で聖地の建設にとりかかります。早い者勝ちの宗教創始では何よりも1ターンでも早く大預言者ポイントを貯めるの必要があります。その後に首都近郊にある改善先で「職人技」のブーストができそうな技術を優先しますが、どれも同じレベルであれば「採鉱」をとって伐採ブーストが活用できるようにします。「採鉱」で採れる資源も森林も無い場合は馬が沸くのに期待して「畜産」にしましょう。おそらく「陶磁器」は後回しになるでしょう。 

 ③社会制度

 基本的には「政治哲学」に素早く到達できるようにします。「神秘主義」も必要とはなりますがワイルドスロットにて社会政策「啓示」を選択して大預言者ポイントを追加できるようにするためです。これは宗教プレイでなくとも基本的な流れになるので大きくは変わらないと思います。序盤は「対外貿易」から始めますが、都市出しは遅くなる傾向にあるのでブーストが得られないようであれば「職人技」と並行させます。できれば自然遺産探索をしながら「政治哲学」のブースト用に都市国家探しと第二2大陸発見も目指したいところです。その後は聖地も建てますから「労働徴発」が先になるでしょう。「古代の帝国」もブーストがかかるようなら優先しても良いですが、どちらにせよ早い方を狙い総督をゲットしましょう。

④総督

 一人目はピンガラが最有力でしょう。モクシャは宗教創始前は役に立たないので創始の目途がたってからになります。労働者は作る余裕はおそらくないでしょうが、購入する予定であれば梁も選択肢に入ります。また伐採ボーナスを狙うのであればマグナスも可能性あるでしょう。

 おそらく序盤に採用できる総督は2つなのでピンガラ+モクシャ、ピンガラ+梁、ピンガラ×2、マグナス+梁(2都市目に梁を置いて労働者を出し、首都マグナスで伐採ブーストをかける)、マグナス×2などが選択肢となります。

⑤パンテオン

 GSにおいてパンテオンが変更され、これまで大量の信仰を生み出すために強力だった「大地の女神」がアピール「最高」のみが対象となったことで魅力的な選択肢ではなくなりました。その代わりにほぼ一択と言っても良いのが「宗教的植民地」です。開拓者1体というのは序盤においてはかなり強力で、そこにかかるハンマーと人口減のロスが無い事を考慮すると、序盤に宗教にリソースを割くプレイではもちろん、そのほかにおいても強力な立ち上がりを約束してくれます。これ以外に選択肢となりうるのは「オーロラのダンス」「砂漠の言い伝え」「聖なる道」など特定地形で信仰ボーナスが得るものでしょう。これらも宗教創始においては強力なバックアップとなりえます。今回の解説の趣旨とはずれますが、戦争プレイであれば「炉の神」が、海マップでは「海の神」なども強力です。またストーンヘンジの後にも建てたい遺産があるようなら「神に捧げるモニュメント」を選択するという手もあります。

 

4.古典時代

  おそらく太古時代では創始はできないでしょうから古典時代にもつれこみます。「政治哲学」を取得し政治体制を変更してからの勝負となります。

A共和制

 最有力の選択肢です。得られる大預言者ポイントが増加するのが一番のポイント。創始プレイすなわち序盤は非戦なわけですから軍事スロットも不要なケースが多いでしょう。

B寡頭制

 最もバランスの良い体制で、一考に値します。というのも序盤はロクな社会制度がないので蛮族対策や創始後の軍事力増強に備えて軍事スロットを用意しておくという手もあります。

C独裁政治

 唯一遺産をねらうようであれば選択肢となりうるでしょう。「賦役」と合わせて遺産を建てていきます。

 

 このころになったら頻繁に偉人ポイントをチェックして他文明との差を確認していきましょう。またパンテオンなりその他の手段(購入や拉致)によって獲得した開拓者による第二都市もできているでしょうから、そこでも聖地を優先して建てていきます。

 

 

 宗教創始後についてはいずれまた。