日韓基本条約があるにもかかわらず慰安婦問題を提起してナショナリズムの高揚に使っていた韓国がその方向性を変えてきたのには驚きと共に安堵がありました。メンツのために利害を度外視するようでは人としてはともかく国家としてはとてもつきあいきれません。
この韓国の姿勢変更はバイデン政権下において韓国が民主主義同盟の一員としてとどまるのか、中国の傘下に収まるのかという選択を暗に迫られた結果なのかなと思います。中国に対して警戒心を強める国家が多くなってはきていましたが韓国では中国批判はそれほどされていないようで心配でした。この一事をもって万事解決ではありませんが、これまでのことを思えば今後に期待が持てる結果だったのではないでしょうか。