趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

アメリカの北京オリンピックボイコットに戦前のイギリスの影を見る

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 かつてWWⅡ以前のドイツがオーストリアやチェコを併合して国際的に反感を買っていた際に英仏が取ったのが宥和政策。戦争は望まないので、穏便に解決しようとしていたわけです。そりゃ誰だって戦争したいわけではないけれど、最初から弱気では足元みられるだけです。案の定ドイツはそんな脅しは屁とも思わず対外強硬策を連発していったのは歴史の示す通り。

 おそらく今回のアメリカの北京オリンピックボイコットも同様の匂いがします。この程度のことで中国が台湾を諦めたりチベット同化政策を変えるはずがありません。アメリカは核の先制攻撃しようもしないなんてのたまいはじめていますが、バイデン大統領のとんだ弱腰っぷりは英のチェンバレン首相を彷彿とさせます。

 まあいずにれしても中国の覇権主義を止めるには結果として戦争しかないでしょう。その戦争の規模は選択できると思いますが、口でいってわかる相手ではないですから経済制裁とか徹底的にやって中国に参ったと言わせるか戦争かの二択を迫って後者を取らせることになるのではないでしょうか。それはアカンというのなら中国が隣国を併合していくさまを黙ってみているしかないでしょう。

 そろそろ日本も真剣に考える時がきているのではないでしょうか。