趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

AmazonPrimeの『バチェロレッテ・ジャパン』が想像以上の面白いんだが

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 もともと『バチェラー』シリーズは大金持ちのイケメンでしかもスポーツマンというわりと非の打ちどころのない人物を女性が奪い合い、かつ男性が選別していくというかなりセクシャリティには問題のありそうな番組でした。

 これが日本でシーズン3まで作られたものの、ラストがなかなか根本的な問題を抱えていたので4はどうなるのかと思っていたところにでてきたのがこの『バチェロレッテ』。以前にも書きましたが男性を奪い合う構図が面白いのであって、これを女性におきかえても同じような反応は起きないだろうし、そもそもそういった女々しい男性の集まりが気色悪いと思っていました。『バチェラー』ならデートに行けない女性たちがホテルで友情を募らせるシーンもまあ絵になりますが、それ男性でやったら引くよな、と。

 

 そう思っていました。番組を観るまでは。

 

 俺はそう簡単には納得せんぞ、そんな思いはわりとすぐに吹っ飛び、1話からその面白さのとりこになっていました。怪訝な目で見ていた自分が果たしてなぜそこまで入れ込むようになってしまったのでしょうか。

 

 はっきりとした要因はわかりませんが、一言でいうとキャラクターの魅力でしょう。『バチェロレッテ』の福田萌子さんは芯が強く、自分に自信がありあまり弱さをみせません。なるほど、このような自立した女性を満足させる男性はそう多くないでしょうから、彼女が現在のような行動に出たのは理解ができます。またその毅然とした振る舞いや言葉遣いなどがたしかに魅力的な女性なわけです。これなら男性陣が虜になっていると言っても、たしかにやらせ感はない。

 そこまではまあある意味当然といえば当然。それが無ければ番組が成り立ちません。おそらく自分にとって意外だったのは『バチェロレッテ』を奪い合う男性陣が、結構ナイスガイが多いという点です。もちろん中にはどうなんだろうという人物もいますが、結構友達にいたらな、というような輩が結構いました。

 例えば當間ローズ君なんかはその代表格。イケメンでマッチョな彼は世の女性でも惹かれる人は多くいるのではないでしょうか。おそらく外見的な魅力で行けばかなりイケてるとは思いますし、それゆえにオッサンからするとこういうやつは中身が薄いと僻みたくなるわけです。ところが、です。そのイケメン君が、実にイイ奴なわけです。

 

 まあ自分が『バチェラー』シリーズが好きだったということは大きいと思いますが、とりあえず偏見は置いておいて見てみると結構はまる人が多いんではないかな、と。