GoToトラベルが感染拡大に影響を与えるかといったらそれはもちろんそうでしょう。けれど、それを言うなら会社に行くために電車に乗る人もそうだし、スーパーに買い物にいくのだってそう。だから感染拡大を最大限止めたい、っていうならわかる。けれど日常生活を営んでおいてGoToトラベル中止というのはちょっとどうなんだろうか。自分も多少は感染拡大させている可能性があるにも関わらずGoTo中止を叫ぶのは偽善にもほどがあるでしょう。ですからGoTo中止を叫ぶのであれば、少なくとも自分は家に引きこもっていて買い物も全部ネットで済ますし仕事もリモートというのなら理解できます。
また不要不急だから、という理屈もあるけれどそれなら映画だってそうだし、他にも不要のものはいくらでもある。例えばビールだっていらないし、服だって新しいものがいるとは限らない。携帯だってiphone12が必需品なわけない。そう考えると厳粛にロックダウンするなら相応な覚悟をもって行うべきであってそれがどれだけ景気に影響を与え、ひいては生活が破綻するかは容易に気が付くでしょう。そんななかトラベルだけやり玉にあげてもしょうがないのです。
だからあらゆる経済活動を自粛しろ、みたいな人がGoTo中止を叫ぶのはわかるけど世の中の多くの人は間違ってそんな選択をしてるんではなかろうか。
その原因は自民党が嫌いだから、例え政策は正しくても批判するという人たちが一定数おり、その人たちがてっとりばやく批判できるからGoToを槍玉にあげているからなわけです。そのいい証拠に彼らはGoToトラベルを中止するとその判断を褒める事は決してなく、遅い、とか判断ブレブレ、とか観光業界はどうすんの、とかとにかく別の批判を始めます。
こういったマスコミにひっかからない人が増えるといいですね。