アメリカでは高額所得者の納税額がかなり少ないとの事でしたが、日本のそれに比べて彼らの方がその富を人類全体へ還元してくれているイメージがあります。
結局のところ空港やダムだったり宇宙ステーションなどの巨大プロジェクトを完成させるには個人では限界があるので、富を一部に集中させる必要があります。それを国家という単位が担当する際に税金という名目で金を集めているわけですが、果たしてその使い道が正しいかどうかは難しいところです。これはかつて日本が国家予算を軍事費にたくさん注ぎ込んで太平洋戦争を戦った事を考えれば、国の決定がいつも最善かどうかはわからないという事も理解できるのではないでしょうか。
資本主義の原理原則にのっとって別のやり方でお金を集めている高額所得者たちがそのお金をどう使うかは自由なわけで、場合によっては国より正しい使い道をしてる可能性もあるわけです。そう考えると施策に人気取りも入れなければならない政治家よりもまともな使い方を考えうる可能性もあって税額を低くすることもあながち間違いではないように思います。
まあ、正解がないですね、これは。