米長名人が「頭の悪い兄たちは東大に行った」というくらい、プロ棋士の頭脳というのは並外れているとは思いますし、その中でも一時代を築いた羽生さんというのはとんでもない能力の持ち主なんでしょう。
それでも齢50ともなると若手の棋士に後れを取るという事は頭脳というのは明確に経年劣化するんだなと思い知らされます。そう考えると大企業の重役が50,60というのがざらにありますが、本質的な部分からいくと最適解ではないのだろうなというのがわかります。facebookやamazonといったGAAFの首脳陣が快進撃を続けるというのも大企業の老害ではなく、若く柔軟性に富んだ頭脳が生んだ結果なんだろうなと思うと納得がいきます。