1890年にトルコのエルトゥールル号が和歌山県沖で遭難した際に日本が懸命の救助をしたことを日本人は知らなくてもトルコの人は結構知ってたりするらしい。ロシアという仮想敵国を持つ者同士ということもありますが、以来日本とトルコは良好的な関係を築いているといってもよいでしょう。
今回相手は全く違いますが、日本の海難事故に対して国際的にはもめているロシアの国境警備局が捜索を手伝ってくれたというのはもっとクローズアップするべきことなんじゃないかなあと思います。日本にとっておそらく脅威となるのはロシアではなく中国でしょう。ロシアの目はやはりヨーロッパに向いていてアジアではありません。何かきっかけがあれば関係改善も望めるんじゃないのかなと思います。