トルコの名門ガラタサライに移籍した当時はそれなりの影響力を見せていましたが、先日のチャンピオンズリーグでレアル・マドリードに0-6と格の違いを見せつけられた試合で自身のミスもあってさすがに世界の一線級との闘いでは厳しさを感じさせてしまった長友選手。
最近の日本代表では常にフル出場し歴代2位タイの出場試合数ともなりました。毎回さすがのパフォーマンスを見せていますが、それもやはり格下相手だからこそなんでしょうか。この先ワールドカップを見据えた際にさらに年齢的な衰えを加味すると彼に頼りっきりの状態ではマズイというのはよくわかります。しかし現状彼以上のパフォーマンスが望める選手がいないのも事実。ある程度結果を求めるならばどうしても起用せざるを得ません。
長友選手がガラタサライで汚名返上するような活躍をし、年齢を感じさせずにベテランとしてチームをけん引してくれるのが理想ですが、それはちょっと楽観的すぎますから、目の前の戦力値は下がっても次のワールドカップだけでなく次世代以降も見据えた世代交代に舵を切るべきときかなとも思います。長友選手もガラタサライを放出された先の選択肢がいろいろあると思いますからベストの道を探して欲しいと思いますが、日本代表としては真剣に後釜を考えるいい機会なのかなとも思いました。
