恵方巻って耳にするようになったのは近年ですから、どこぞが躍起になってはやらせようとしているんでしょうが、一向に定着する気配を感じません。一方ハロウィンなんかも昭和には見向きもされませんでしたが、最近では死人がでるような騒ぎになっています、。
ケンタッキーのフライドチキンをクリスマスに食すという文化は日本オリジナルで、海外でクリスマスにKFCに行くような文化は特にありません。これはKFCサイドの戦略が見事だった結果で、ヴァレンタインのチョコレートであったりプロモーション次第で一代ブームを築き上げる一例です。
この差を考えると何なのかなと思うと、やはり若者を動かしているかどうかという部分が大きい気がします。恵方巻を親世代は買うかもしれませんが、子供が食べたいものかというとちょっとずれている気がして、そのあたりがKFCとは違うんでしょうか。もし恵方巻をブレイクさせたいならもっと若者目線で何かしら考えないと難しいんでしょうねえ。