4-2という試合結果はまあ0-0とか1-1の引き分けなんかよりはよっぽどいいんですが、いかんせん試合運びがアカンですよねえ。これがまあドイツとかスペイン相手の試合なら文句なしなんですが、ベトナム相手ですからねえ。さすがは日本をよく知るトルシエ監督といったところなんでしょうか。敵将ながらあっぱれというやつですね。
試合内容がよくない理由はDFにあると思いますが、板倉選手、富安選手がいないとこうも不安定になるのか、っていう感じですね。まあ本番でもイエローカードやコンディションによってはベストの布陣を組めない可能性もあるし、その点を考えるといつもベストの選手だけを使っててはリスクヘッジができていないことにもなります。
そう考えるとアジア杯っていうのは別に負けても問題ないわけで、W杯予選とは違いますから色々な選手を試したり経験を積ませるというのは、W杯で上を目指すうえで当然必要な事です。第一次森保政権ではまだ彼の地位が安泰ではなかったからどうしても現状で最高の戦力を固めてしまって、未来をみていない感じがしてしまいましたが今回はポジティブに戦力の上乗せを図ったうえで結果も残せたのかな、という感じはしますね。
