趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

Civ6のススメ26・Civilizationプレイヤーのおススメの書籍 

f:id:haseger:20181106174132j:plain

カエサル著『ガリア戦記

  シヴィライゼーションシリーズプレイヤーの中に歴史や戦争に興味を持っている方は大変多くいらっしゃるのではないかと思います。ゲームをプレイしていてもやはり知っている指導者や偉人とそうでないものでは面白さにも影響を与えているように感じます。そんなわけで今回は私が読んだ書籍の中でCivプレイヤーにもおススメの書籍を紹介したいと思います。

 

1.世界史(原題:World History

 ウィリアム・H・マクニール著 中公文庫

 広く浅く世界史の流れを綴った本。古代文明の発生から現代史までを通史で書き綴ってあります。歴史の流れがわかりやすくとらえられていて、もう一度大枠を掴みたい人におすすめ。いい意味でバランスが取れていて一つの事象にあまり深くつっこんでいないのがいいところ。逆に言えばもう少し細かいことを知りたいならばそれぞれの専門書を手に取る必要があります。

 

 

2.銃・病原菌・鉄(原題:Guns, Germs, and Steel)

 ジャレッド・M・ダイアモンド著 草思社文庫

 タイトルは人類史において文明間の格差を生み出すうえで大きな影響を与えたもの。そもそもはなぜ現代社会はいわゆる西洋国家が主導していてアジアがそうならなかったのか、偶然なのか必然なのかを様々な観点から調査して書かれています。いわゆる歴史をなぞったものではなく、なぜそうなったのかという疑問に対するアプローチをしていてとても新鮮でした。この本を読むと現代社会はなるべくしてなった部分が大きいと思わずにはいられません。

 

3.暗号解読(原題:The Code Book)

 サイモン・シン著 新潮文庫

 戦争の歴史は暗号の歴史と置き換えてもよく、古くはカエサルが使用した暗号からWW2の命運をわけたともいえるエニグマコードとアラン・チューリングによるコンピュータの発明など現代社会までの暗号の作成とその解読について歴史をおって書かれています。暗号には数学がつきものでいわゆる文系の人間にとっては聞くのもいやな単語が多いものですが、以前数学嫌いが顕著な本の虫にこの本を勧めたところとても楽しく読めたと言ってもらえました。いわゆる歴史書ではありませんが別の側面から人類の戦争の歴史を知ることができます。