早朝にまずはサンライズのウルルの様子を見に行きます。小雨がぱらついたようで本日の登頂は難しそうかと懸念しますが、その代わりにウルルに虹がかかる様子をみることができました。現地のドライバーやガイドさん達も物珍しそうにシャッターを押していましたが、これを見れたのはラッキー。
さてその後はいよいよウルルの登山口へ。およそ確率30%ともいわれるウルル登山。今月に限っては1/4程度の確率でしかオープンしていませんがいかに。曇り空というある意味良くないお天気が幸いしてこの日は気温が低く、また風もギリギリながらそこあまでは強くもないという事で入口が空いていました!
下から眺めるとそれほど高くは見えないウルルは約380m。とはいえ登山口はけっこう傾斜がきつく立って上るのはキツイ場所もあります。登り口には鎖があるのでそれにつかまる事もできるのですが姿勢がキツくなりかえって上りにくかったり。途中で引き返そうかとも思いましたが、今年の秋で登山禁止となるためおそらくこれが人生ラストチャンス。踏ん張って登りきると素晴らしい景色が待っていました。登れて良かった!
ウルルも無事登頂できたし、あとは帰るだけ。ところがエアーズロック空港からシドニー、キングス・フォード空港までのJQ661便の搭乗がいつまで経っても始まらない。なんだか機材にトラブルがあった模様で、しかもそれを直せる人がいないらしい。で、アリススプリングスというところから飛行機でエンジニアを呼ぶので数時間かかるとの事。止む無く待っているとどうやら修理が終わった模様でアナウンスが入るも...。「直せませんでしたサーセン」という内容。今日は飛ばないのでどこかで泊まって明日また来てくれということに。機材の故障でフライトキャンセルとなった場合、天候などの理由とは違い航空会社の責任なので宿泊施設の手配や交通手段、また乗継便に関しても全て手配してくれます。
しかしながら当てがわれたホテルはアリススプリングス。なんと450㎞も彼方にあり、バスで片道6時間かかります。フライトキャンセルが決まった時点ですでに夕方。どうやら到着は翌日になりそうな感じ。
かといって自腹で近くにホテルを探すのもなんなのでおとなしく従ってバスに乗り込んでアリススプリングスまで、道中カンガルーを撥ねながらのバス旅となりました。