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オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

世界自然遺産ウルル・カタ・ジュタ国立公園へ ジェットスターで機内アルコールを飲むと罰金5万ドルを請求!?【エアーズロックラストチャンス3日目】

 ホテルで朝食を取ってからすぐにメルボルン・タラマリン空港へ。普通世界の空港というのは何らかの鉄道であったり地下鉄であったりがアクセスしていることが多いのですが、ここはバスか乗用車・タクシーなどでないとたどり着けない仕様になっています。何やら事情があるようですがよくわかりません。

 

 メルボルンからウルル(エアーズロック)のあるエアーズロック空港までは3時間のフライト予定です。今では前者の名称が一般的になりつつあるようですがちなみにウルルはアボリジニの言葉で、エアーズロックはかつてのオーストラリア総督の名前からつけられたもので同じものを指します。エアーズって昔はAir'sだと思って空気と何の関係があるのかと思っていましたがAyersで人の名前だったと知るのはだいぶ大人になってからでした。

 航空会社は日本でもよく見かけるようになったジェットスターさん。LCCなので機内では機内食やドリンクのサービスはありません。ですが国内線なので液体物の持ち込みは可能なため、事前に購入して持ち込むと良いでしょう。機内食に関しても同様です。ただし、セキュリティ検査でジェルなどがひっかかる関係上なんでもかんでも持ち込めるわけではないので要注意です。またアルコールは持ち込みはできるのですが、飲んでもいいわけではありません。実際機内で日本から持ち込んだ缶ビールを飲んだらとんでもない事になりました。ちなみに機内販売はカードのみなので現金主義の方は一切購入ができません。それほど高いわけではありませんが、それでも安くもありませんから量販店などで買ったものを持ち込んだ方が当然安くなります。

 さて、どうなったかというとCAさんがとんできて禁止されているから飲んではいけない、しいては罰金5万ドルを払えと言ってきました。5万ドルというのはこれまたとんでもない金額です。そもそも持ち込んでもいいのに飲んではいけないとはどういうことか。このあたりのルールがよくわからずはっきりと明記されているものを見た覚えもありません。持ち込み物で飲食して欲しくない気持ちはわかりますがノンアルコールなら問題ないのでしょうか。いまいちルールに納得できないでいると今回は見逃すから次やったらサツに突き出すとの事。おとなしく従う事にしましたがジェットスターご利用の方はご注意くださいませ。

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機内ではアルコール欲しければ買うしかありません!

  そんな騒ぎもつかの間。ウルルに近づいていくとついに機内からもその雄姿が見られました。遠くからみるとそれほど大きくは感じられませんが、それでも飛行機からこの大きさで見られるというのはスゴイのかもしれません。

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着陸のアナウンスが入るころに左手に見えます

 無事エアーズロック空港に到着した後はいったんホテルへ。エアーズロック国立公園内にあるエアーズロックリゾートのデザート・ガーデンホテルに向かいます。まずは本場オージービーフを頂きます。やっぱり日本の脂身たっぷりの柔らかい肉よりも赤身でガッツリしたこちらの肉の方が好きですね。安上りだし一石二鳥。

 さて当然のことながら南半球にあるオーストラリアのこれまたど真ん中にあるウルル・カタ・ジュタは3月というとまだまだ夏真っ盛りといった様相でかなり暑い。国立公園内に入るときも水を1リットル持ってないと入れないというルールがあります。

 そしてまずはあの宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』の風の谷のモデルになったとも言われる、その名もずばり風の谷のあるカタ・ジュタへ。今回風の谷そのものには行きませんでしたがなんとなくその雰囲気を感じるところで実際にとても強い風が吹いていました。

 

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カタ・ジュタを横から眺めた様子。見る方角で形が変わる

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ウォルパ渓谷。風の谷はこの隣

 その後はウルルの日没の様子を見て夕食を摂ってからフィールドオブライトというアクテヴィティに参加しました。しかしこれはハズレ。なばなの里の方がよっぽどマシといった感じで、薄暗くてなぜこれをここでやっていうのかよくわからないという代物でした。芸術的な価値があるようですが理解不能。

 明日はいよいよウルル登山なのですが、いつでも登れるわけではありません。気温が高ければ禁止ですし、雨が降っても風が強くてもダメ。またアボリジニの宗教的な理由で登れない日も。ガイドさんに聞いたところ今月は数回しかオープンしていないとの事で結構難しめ。しかも雨予想もあったりして厳しいところか。