羽田空港からのJAL077便は00：05発フィリピンのマニラに3：55着予定。そしてこの日はフィリピン航空1843便にてマニラからセブ島へ乗り継ぐ予定。それが5：25発の6：35着。その後は8：00からダイビング講習開始という流れだったので、いつもなら映画を観て過ごす機内もすぐに就寝。
マニラには予定通り到着したのですが、この日は乗継時間が1時間半しかありません。JALはターミナル1に到着するのでターミナル2にバスで移動しなければなりませんし、入国審査もあるので正直ギリギリなんとか間に合うかという予測。本当は余裕のあるもう少し遅い便にしたかったのですがライセンス講習の開始時間に間に合わせるための選択です。
ターミナル1へ移動するまでの、JAL国際線、入国審査、バス移動までは問題なくクリアできました。しかしフィリピン航空のカウンターを見て愕然。長蛇の列ができているではないですか。時計をみると搭乗時刻まで残り15分を切っています。しかし列の進み方を見ているとどう考えても30分以上はかかりそう。このままでは乗り遅れそうという事で係員に事情を説明して横入りさせてもらう事でなんとかギリギリセーフ。
ニノイアキノでの国際線－国内線乗り換えは最低2時間は見積もっておいたほうがよさそうです。
飛行機に乗ってしまえばこちらのもの。なんとかフィリピン・セブ島に再上陸です。前回に引き続きダイビングのライセンス講習をお願いしたのは「all blue」さん。日本人スタッフも多いですし、この日もたくさんの日本人の方と一緒でした。少人数で心配という方には安心かもしれません。「all blue」さんのある「Vistar Mar Beach Resort」まではタクシーで約30分くらい。
この日はPADIのアドバンスド・オープン・ウォーター（A・Ｏ・Ｗ）ライセンス講習を受けるもう一人の方の他にファンダイビングの方やオープン・ウォーター（Ｏ・Ｗ）講習の方たちと一緒にボートに乗り込んでの講習です。アドバンスドではいくつかある講習の中からチョイスしてコースを選ぶのですが、セブ島近辺は海流の流れが結構早いので必然的にドリフト・ダイビングを。あとは当然ながら30mまで潜れるようになるディープ・ダイビングを選択します。
オープン・ウォーターの講習と違ってアドバンスは技術的な講習というよりもダイビングの経験値を高めるといった感じがするのでオープンまで取った方は是非アドバンスまで取っちゃうといいと思います。って「all blue」の方も言ってました。
ただこの日の午後は体調不良からかちょっと喉の調子が悪く、水中でかなり息苦しくなってレギュレーターをはずしたくなりました。しかし外したところで息が吸えるわけではなく、浮上したくなったのでインストラクターにその旨をハンドサインで伝えようとしますが、急に上がってはいけないという事で静止されて余計焦って呼吸苦しくなりました。若干命の危険を感じますが、まずは落ち着いて呼吸しろとサインを送られるのでそれに従います。そして深呼吸を続けたところなんとか落ち着いてダイビングを続行できるように。やはり水中でパニックに陥るとかなり危険という事を身をもって体験しました。
それ以外は問題なく3本のダイブ後は陸上で講習を受けます。宿題を出されますが深夜便からの乗継なうえに3本のダイブ後だと正直できる気がしません。しかしながらギリギリ体力が持ったのでベッドの上でマニュアルと格闘してこの日は早めにお休み、晩御飯も食べれませんでした。
