おススメ度★★
『キングスマン』で一躍有名になったタロン・エガートンがこういった役にはまるというのはちょっと意外でした。エルトン・ジョンは音楽にはさほど興味のない自分でも知るレベルの人なので、彼の曲である「ユア・ソング」などは一度は聞いたことがある人が多いと思います。
そんなエルトン・ジョンの半生を綴るわけなんですが、いまいち感動が薄いのはまだエルトン・ジョンが生きているからでしょうか?マイケル・ジャクソンの「This is IT」や、フレディ・マーキュリー(本人ではありませんが)の「ボヘミアン・ラプソディ」は死後に彼らをより一層神格化させるような効果もあったように思いますが、今作ではそこまでの凄みは感じません。
それでもタロン・エガートンが地声でエルトン・ジョンを演じているのはスゴイと思いますし、いずれのファンも楽しめるのではないでしょうか。