中部圏に住む人が欧州へ行こうとすると、メインはドイツのルフトハンザ航空を使ってフランクフルトを経由するか、もう一つはフィンランド航空を使ってヘルシンキを経由するというのがメインの方法でした。もちろん東京や大阪へ出れば選択肢はもっと増えますが、その分時間とお金がかかる事が多くなってしまいます。
その一つであるルフトハンザが減便を決定したのちに、フィンランド航空はコロナウィルスの影響による利用客の減少を受けて６月末までの運休を決定しました。今となっては欧州側が受け入れを拒否している状況ではありますが、仮に入国制限が解除されてもこれらの航空便が戻ってこないと名古屋からヨーロッパへ行くのは結構大変なことに。
フィンエアーはかつて名古屋のＣＡを解雇する際に訴訟になって揉めましたが、いざとなるとすごくドライな判断をするところは西洋だなあと思ってしまいます。まあその合理的判断が健全な経営をもたらしているのかもしれないので一概に断罪することはできないのですが。
何にせよ一日も早い復帰を願わんばかりです。
