黒死病やスペイン風邪といった人類史に残る疫病は数多くあれど、これほど世界全域に大規模な経済ショックを生み出したものはおそらく初めてではないでしょうか。飛行機の開発によって世界が狭くなったことが殊の外大きな要因ではありますが、瞬く間に世界中に飛び火して今なおその被害が留まるところを知らぬというのは、なかなか凄まじい影響力です。
これが最終的にどんな終息を迎えるのかまだまだ全然わかりませんが、ひょっとしたらこれまでと同様に多くの人類が命を落とすのかもしれません。しかしよくよく考えたら人類は人口爆発というこれまた別の問題を抱えているわけで、これで人類が半減とかいったらかえって救世主になるのかもしれませんね。日本も年金問題とかあるけれど、高齢者が一気にいなくなればベトナムのような若い国家になってある意味再生のチャンスになるのかもしれない。
まあそんな不謹慎なことは大きな声ではいえませんが、ひょっとするとそんな側面も将来的にはあるのかもしれないなと思ってしまいました。