バイデン政権がこれまで通り日本を最優先(かどうかほんとのところはわからないけれど)すべき同盟国だと考えてくれているようで良かったと思います。太平戦争後に軍事力を徹底的に削られて、しかも思想まで洗脳されて平和ボケ国家に成り下がってしまっている現状、かの国の援助がなければ近隣の大国に瞬く間に蹂躙されかねないからです。
とはいえ逆に言えば米国と一蓮托生なので果たしてそれでいいのかどうかという疑問は残ります。例えばバイデン政権はこれまでの親サウジアラビア路線を変更してイランにすり寄っています。日本としては中立的なイランはともかく石油依存しているサウジアラビアとは仲良くやっていきたいはず。その辺であまり米国のいいなりになっているとちょっと心配。
まあそれよりも政治的に難しいのは韓国でしょうね。民主国家としてグループの輪に入るなら日本との関係改善が必須ですが、メンツがそれを許さないなら古のように中国の傘下に入るという選択肢も0ではないでしょう。
台湾情勢もあるし、21世紀前半もきな臭くなってますね。