ドイツのメルケル首相なんかは新型コロナが来る前は移民問題で支持率をかなり下げていましたが、今では頼れる女としてかなり支持率が上がっている様子。これまでもテロの時のブッシュ大統領とか、ピンチの時には支持率って上がりやすいらしい。
韓国の文大統領もそろそろ政権が危ないんじゃないかと思っていたら、この騒ぎのお陰で支持率急上昇ということで、一時休戦みたいになっていた日韓問題も残念ながら文政権の崩壊or方針転換で解決とは至らないみたい。
ところがもちろん絶対的な事でもないみたいで、日本の安倍首相をはじめ支持が伸びないケースも少なくはありません。日本の新型コロナウィルスへの感染対策はまずまずうまくいっているように思いますが、それが評価されない要因は一体何なんでしょう。ドイツの場合は他の欧州に比べて死者数が抑えられている点を評価されているのだとは思いますが、なぜ日本はダメなんでしょう。そこにはひょっとしたらあまりにも被害をがっちり抑えてしまった結果、日本人の危機感がそこまで醸成されていない事が原因なのかもしれません。最近ではパチンコ屋の営業が問題になっていますが、しょせんその程度の意識ですからピンチで支持率云々以前のレベルなのかも。
あるいはやはりマスクや１０万円給付といった対策が国民に刺さっていないという事。ぶっちゃけマスクなんて小学生でも作ってるんだから、そこまで金かけて対策するものだったのかという気はする。使い捨てでない点が物議を醸したっていうのもあるけれど。
そんなわけで残念ながら今一歩評価されていない安倍首相ですが、学校の休業決めたのとかやり過ぎな気はしたけど結果的には良かった気もします。なんにせよ後世から評価されるような政策を期待したいですね。
