おススメ度★★★
2004年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞受賞作品。これまでなんとなく名前を聞いたことがある程度でしたがようやく鑑賞しました。クエンティン・タランティーノ監督が気に入ってキル・ビルのアニメ部分の製作を依頼したということでしたが、確かにこの雰囲気はなかなか外国人向けなのかも。英語を多用する演出のためか1960年代の米軍・横田基地を舞台としている点はなかなか目の付け所が良かったのではないでしょうか。
雰囲気は抜群に良いのですが、ストーリー自体は女子高生が鬼と刀で戦うというだけのありきたりなものでこれといって目に付く設定は無し。諸々考えると上出来な作品なのかもしれませんが、必見かと言われると微妙なところ。それでもまあアニメ好きなら一度は観ておいてもよいのかもしれません。