おススメ度★★★
イップ・マンは知らなくともブルース・リーを知っているという人は多いのではないでしょうか。そのブルース・リーの師匠がイップ・マンです。これまでの作品を観ていれば彼の強さだけではなく、その心根にもたっぷり惚れこんでいる事と思いますが、この作品は単体でもそれなりに楽しめるようになっています。それでもやはりこれまでの流れを知っている方がより楽しめるのではないかなと思います。
ただ、作品全体としてはイップ・マンもさることながらブルース・リーを目立たせる事に執着している気がしてちょっと微妙な感じ。ラストのバトルも必然性がちょっと足りない気がしていわゆる脚本がちょっと残念な感じ。
それでも面白いと思えるのは単純にカンフーアクション映画としてよくできているからです。これでもうドニー・イェンのイップ・マンに会えなくなるかと思うとちょっと寂しいですね。