2021年冬アニメでは「エスケー∞」という掘り出し物がありました。また「Re;ゼロ」も期待以上でなかなか豊作な感じでした。というわけでこの4月からは春アニメなわけですが、期待の作品をピックアップしてみようと思います。
1.ゾンビランドサガリベンジ
期待度★★★★★
アイドルものが売れるというのはここ10年の定番なわけですが、単なる二番煎じ、三番煎じではつまらないという事で捻ってきたゾンビランドサガ。そのハチャメチャな設定と宮野真守さんの怪演も相まってなかなかどうして素晴らしい作品に仕上がった前作。その面白さから言って続編が出来て当然といえば当然だったので嬉しい限り。
ただ前作を超えようと思うと単に歌って踊ってでは飽きられるので果たしてどうするのか、それを期待させてくれる作品です。
2.SSSS.DYNAZENON
期待度★★★★
SSSSとくればグリッドマンなわけですが、続編というわけではないものの同じテイストのようです。前作(?)はラストはちょっと微妙な感じもしましたが、それでもそこに至るまでの展開やキャラデザ、脚本はなかなか面白い物でした。かつてエヴァンゲリオンが受けたのもナゾがナゾを呼ぶ展開だったからわけですがそれに近いものがありました。今作は果たしてどうなるのか十分に期待することができそうです。
3.セクタス~The Roman Fighter~
期待度★★★
原作はフィクションを程よく交えてなかなかよく描かれていて面白くはよ完結して欲しいところ。史実である皇帝ネロの時代のローマを忠実に再現している部分は特に歴史好きにもなかなか興味深い作品ですが、この作品をアニメ化するとなると拳闘のシーンがどれだけ迫力あるかどうかにかかっているように思います。
どちらかというと原作の良さを壊さないか心配ではありますが、それでも楽しみな作品です。
4.86-エイティシックス-
期待度★★★
ラノベ原作というだけで正直食傷気味なわけですが、さすがに聞き飽きた異世界に転生したら最強キャラというパターンの話ではないようです。豚と呼ばれる人権のない人間が戦争するというダークな設定はなかなか面白そう。おそらくアニメ化として成功するかのカギはアニメならではの戦闘シーンになるのではないでしょうか。設定と脚本はまずまずだと思うので、あとは演出がどれだけ頑張れるか。澤野弘之氏の音楽というのも期待度アップですね。
5.不滅のあなたへ
期待度★★★
『聲の形』の大今良時氏原作ですが未読のため、ストーリーの面白さはどこまでのものかわかりません。それでもなかなか深いメッセージ性を持った作品のような気がしています。観る人を選ぶ作品のような気もしますが、大化けしてくれる可能性も期待してしまいます。