21世紀になるまでチェルシーといえばロンドンでも弱小チームの一つだったと思いますが、それを変えたのがアブラモビッチ氏による売却だというのは、おそらく衆目の一致するところでしょう。
そんな彼の悲願とも言われていたのがチャンピオンズリーグの制覇であり、クラブW杯での優勝だと思いますが、今年無事にその宿願を果たすことができたわけです。そんな折におこったウクライナ危機で、ロシア人でプーチン氏とも親しいと言われる彼の立場からするとチームがこれからおかれる状況は非常に微妙なわけで、この彼の行為はチームを愛することからくるものだと察することができます。
それでもその決断に踏み切らせたのはやはり一定の結果を残せたからでしょう。まさかとは思いますが、クラブW杯にチェルシーが勝ったから思い残すことはなくウクライナ危機が始まったなんてことがあったとしたらとんでもない話ですね。