本当は早起きして漢拏山へ登ろうと思っていたのですが、休みの日に目覚ましで起きるのは嫌なので適当に寝ていたら案の定起きたら昼前で断念。漢拏山は当日に下山しないといけないので昼過ぎだと登山口が閉まっちゃうんですよね。
でも今日のチェジュ島は小雨。山登りには不向きです。実は天気予報見ていたのでまあ想定通り。となると1日予定が空いてしまうわけで思いついたのは何度か耳にした事がある済州(チェジュ)神話ワールドへ行ってみる事に。2017年12月オープンのここ、東京ドーム50個分という250万㎡もの広さがある巨大エンタメ複合施設。神話をモチーフにしたテーマパークやウォータースライダーなどが充実したプール、免税店にそしてカジノなど様々なターゲット層が楽しめるようになっています。まあもちろん狙いはカジノなわけですが。
さてそんな神話ワールドですが、韓国語でも「しんわわーるど」で通じるようです。場所的にはチェジュ島の南西部にあり今回宿泊している新済州や空港からは車で約4,50分くらいのところにあります。一番手っ取り早いアクセス方法としてはタクシーで行くという手段がありますが、たぶん₩50,000くらい。タクシー代の安い韓国だからこの値段で済みますが、それでもまあまあのお値段です。他に安い手段は無いかというと、もちろんあります。
空港からは無料のシャトルバスが出ています。ただしこれは宿泊者用で、事前に空港のカウンターで証明をもらわないといけません。その後はゲート3から出て真っすぐ進んでC10乗り場からバスが出ています。ただ約1時間半に1本くらいのペースなので時間帯によってはかなり待つことになります。
無料シャトルバスの待ち時間が長すぎたり、そもそも宿泊者じゃない方はバスを使うという手があります。空港から神話ワールド行きのバスは直通が無いので乗り換えることになり若干難易度が高め。まずはC4ゲートからでたところにある4番のバス停へ行きましょう。そこから出る151番のバスに乗ってドンワン(Donggwang)というバス停で乗り換えます。そこからは771-1、771-2、784-1、784-2のいずれかへ乗車します。ドンワンまでは約30分、そこから神話ワールドまでは約5分といったところです。
バスに乗ったらまず料金を支払います。現金の場合は₩3,000(約300円)。高額紙幣だとお釣りがあるかわからないので事前に準備しておきましょう。
バスの中では韓国語のアナウンスしかありませんが画面で次の停留所が出てきます。ここには日本語も出てきますので停留所の近くになったら注意して確認しましょう。
停留所前でどうやって降りるのかわからずドキドキしていたら同乗のお客さんがどうやら一緒に降りるらしく赤いボタンを押してくれました。なるほど日本のバスと同じですね。
ドンワンで降りたら最初はバスターミナルでもあるのかと思ったらどこにも見当たらない。近くにコンビニがあったのでただ聞くのもなんだから買い物しがてら「Where is bus terminal?」と尋ねてみると怪訝な表情で「No.」という返事。え?ないの?マジ?どこで乗り換えるの?とおもってうろちょろしていたら普通のバス停みたいなのがありました。するとほどなくして771-1のバスがやってきたので乗り換え。料金がわからず聞いてみると指を1本立てる。ん?₩1,000か?と思うと次いで指を2本立てる。え?₩2,000?どっちなん?好きな方?(そんなわけない)とりあえず₩1,000払うと納得したような顔してるので立ち去ろうとすると呼び止められて指を2本立てる。あ、やっぱ₩2,000だったのか。もう₩1,000をいれようとすると納得したような顔なので安心して投入して立ち去ろうとするとまた呼び止められる。え?違うの?するとお釣りがガチャガチャでてきて₩800。あ、なるほど₩1,200だったのね。だから指が1本と2本なんだ。
ようやく支払いが終わってバスが出発するとほどなくして神話ワールドに到着です。ドンワンからば約2㎞なのですぐに着きます。
着いたはいいけど霧だらけで入口がどこなのかサッパリわからない。適当に歩いているとようやくそれらしき看板が見えててこれまた適当に中に入っていくとようやく入口を発見。
絶叫マシン好きとしてはこういうテーマパークも気になるのですが、この霧では屋外モノは何が何だかわからなさそうだし今回はパスすることに。また来ることがそんときにしましょう。まあおっさんひとりでいってもアレだしね。
そういえば今日は何も食べてなかったのでお腹が減ってきました。そこで見つけたのが「アオリの神隠し」というちょっと変なネーミングのラーメン屋さん。海外ラーメンの実力が気になるので入ってみる事に。どうも一蘭を意識したかのような個別のブースがあります。そして運がいいことに6月末の1週間は6周年記念だとかでラーメン半額で₩10,000が₩5,000との事。
ん?名古屋拌面?あ、台湾まぜそばのことか。これは海外でも名古屋のラーメンていう認識があるんですね。なかなか面白い発見でした。自分は混ぜそばはあんまり好きじゃないので普通のラーメンに。最近の海外のラーメンはもう日本と遜色ないですね。美味しく頂きました。₩10,000だと高いと思うけどこういうテーマパークなら普通だし海外という事ならまあアリかな。
食事の後はお目当てのカジノへ。
平場のカジノはブラックジャックが4卓、バカラが10卓、その他スタッドポーカーやルーレットなど。BJはMin₩20,000~、バカラはMin₩50,000~でした。そしてたまたまここでポーカースターズのトーナメントをやっていてAPPTのツアー中でした。総面積としてはまずまずの中規模といったところでしょうか。夕方の時点ではお客の数は少なめで座る席には困ることは無さそうな感じでした。
とりあえずブラックジャックに挑戦したのですが親の絵札に対して11からダブルダウンしたところ9を引いて20に。これならまあ絵札引かれてもいいかと思っていたらエースを引かれて親がBJに。仕方ないけれど、ダブルダウンした分は戻ってくるのかと思ったら全部没収!え?まじ?そんなキツイルールなん?ディーラーに文句を言ったけど覆らないのでピットボスを呼んでもらったが結論は一緒。最近BJはどんどん厳しいルールになる一方ですが、韓国でプレイするときはハウスルールに要注意ですね・・・。
やはりアヤがつくと良くないというのは言われますが案の定そのあとはずるずると負けていいところなしで撤退することにしました。