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【映画】『運び屋(原題:The Mule)』感想 クリント・イーストウッドはよぼよぼのジジイをやらせるとハリウッド1になりましたね

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おススメ度 ★★★★

 

 かつてのダーティ・ハリーも今ではすっかり老いぼれてしまいました。しかしながらクリント・イーストウッドは「グラン・トリノ」なんかもそうでしたがその辺のジジイ役をやらせると絶妙な演技を見せるようになりました。もちろん監督としての手腕も素晴らしいと思います。

 この映画も普通のジジイが麻薬の運び屋をするというストーリーです。もともとのMuleというのはラバの事で、隠喩として素人の麻薬の運び屋を指すそうです。まあそれだとさすがに日本人には伝わらないのでこの邦題も納得。素人が麻薬の運び屋と化していく流れや、その後いったいどういう結末になるのか途中から気になってかなりストーリーに引き込まれました。

 クリント・イーストウッドの映画はその辺にいそうな感じの一般人が主人公という点がとてもいいですね。その普通さがとてもリアルに親近感をもってストーリーに吸い込まれていきます。

 

 男性ならばこんなジジイになりたい、と思える映画ではないでしょうか。

 

 


クリント・イーストウッド監督・主演『運び屋』特報