前半はほぼ互角の戦いでいけるかと思いましたが、南アフリカの壁は厚かったですね。それでも4年前に引き続き日本を盛り上げてくれたラグビー日本代表の皆さんには盛大な拍手を贈りたいと思います。
世界中のラグビーファンも日本がここまでやるとは思っていなかったと思いますし、世界中のティア2の国々にも大きな勇気とモチベーションを与えた事でしょう。きっと歴史と記憶に残る大会になったのではないでしょうか。
4年前にはロスタイムでの劇的な逆転を起こした南アフリカ戦ですが、今回はさすがに相手も以前のボーナスキャラ的な日本ではないという認識は持っていたでしょうから油断は無かったと思います。個人的に気になったのは初の決勝トーナメントが決まってからの選手のコメントで「決勝トーナメントが楽しみ」的なものが散見された点です。日本にとっては悲願の決勝トーナメントなわけですが、ひょっとしたらそこで一定の満足感があってモチベーションの再構築に苦労したのではないかと思います。対して南アフリカは優勝を目指しているわけで、そのあたりが勝敗をわけた要因なのかなあと思ったりしました。