バチェラージャパン・シーズン３が終了しましたね！超衝撃のラストはもうひたすら驚くばかり。バチェラーを台本ありきのタレント予備軍によるやらせだという人もいますが、さすがにこのラストを見せられると、作り物ではないリアルな人間ドラマだと感じずにはいられません。
バチェラー１も２も面白かったですが、このラストの衝撃度はこれまででは考えられないとんでもないモノ。改めてバチェラーシリーズのファンになりました。
さて、ここからはネタバレになりますので、バチェラーに興味のある方は決して読まないでください。是非、ご自身で視聴して欲しいと思います。
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結果的に岩間恵さんを選択する事になったわけですが、友永氏のあまりにも浅はかで考え無しの行動には驚かされました。個人のプライベートな恋愛であれば、まだ許される範囲の事だとは思いますが、今回は番組の企画で知り合った関係です。バチェラーという番組は放送終了後も視聴者の関心があり、１と２のバチェラーもその後さまざまなメディアに登場しています。本来なら知りあえなかったであろう女性にアプローチできるというメリットがある反面で、半ばプライベートを失うといったデメリットも存在しているのが「バチェラー」という番組なのです。バチェラーになるためには単にイケメンやスポーツマンであるという資質だけでなく、裕福であるという条件があります。そうなってくると企業を経営していたりといったケースが多くなってくると思いますが、初代バチェラーの久保氏も番組出演の効果があると言っているように本業に与える影響もあるわけです。そうなってくると視聴者の共感を得られるか否かという点は経営者としては重要な感覚になってくると思いますが、残念ながらお坊ちゃん育ちの彼にはそこまでのセンスは無かったのでしょう。おそらく遅かれ早かれ彼の会社はダメになるのでしょう。
もちろんこっそりやればバレないと思わずに堂々と番組で公表した点は一定の評価は得られますがそれですべて許されるわけではありません。あまりに不誠実、あまりに我儘すぎるわけです。
まあ悪いのは友永氏だけでなく岩間恵さんにも罪はあると思います。本来バチェラーと結婚したい女性を募集しているのに「好きじゃないかも」というのはどうなんでしょうか。まあもちろん途中で好きでないことに気が付くこともあるでしょうから、その心情を責めるつもりはありませんが、それであれば自らそう宣言して舞台から去るべきだったと思います。最後まで残ってしまう狡さや、最終的によりを戻して平然と付き合う姿に、やはり彼女も甘やかされて世間を知らずに育ったわがままな女性という印象がぬぐえません。
１も２もバチェラーとの結婚を見たいと思っていましたが、残念ながら友永氏と岩間さんに関してはそう思えません。
が、しかし。
『ロミオとジュリエット』というシェークスピアの名作があるわけですが、彼らは周囲の反対にあいながらも二人の愛を貫きます。今回の友永氏と岩間さんも周囲からのバッシングは尽きない事でしょう。それが逆に二人により深い愛情を芽生えさせるきっかけとなり、最終的にお互いを必要としあって生きていくという結末はありうるのかもしれません。そうなったら周囲がどう言おうがその二人に関しては運命の出会いだったという事になるのでしょうから、それはそれでありなのかもしれません。
いずれにせよ、バチェラー、めっちゃおもろい！
